ロシア・プレミアリーグ第11節ゼニト対ソチ戦 試合結果
追加 | 筆者 Yoshiki Kato | コメント
ロシア・プレミアリーグ第11節ゼニト対ソチ戦 試合結果

10月17日ロシア・プレミアリーグ第11節ゼニト対ソチの試合が行われ、3−1でゼニトが勝利しました!!

ゼニト:3(16分カラヴァエフ、24分エロヒン、90分サントス)
ソチ:1(57分ザイカ)

GK
41 ケルジャコフ

DF
3 ドウグラス・サントス⚽️
4 クルゴヴォイ→ 17 モストヴォイ(46分)
6 ロヴレン
15 カラヴァエフ⚽️
44 ラキツキー

MF
5 バリオス→ 27 オズドエフ(65分)
14 クジャエフ
21 エロヒン⚽️→ 20 ウェンデウ(65分)

FW
7 アズムン→ 22 ジューバ(65分)
11 ドリウッシ→ 19 ストルミン(79分)

以下、試合後のセマク監督コメント


セマク:予想していたように難しい試合になった。今日、二つの課題を解決する必要があった。それは勝利すること。そしてここ最近、選手達が負った負担を軽減できるようにすることだった。総じてこれらは実行に移せた。試合のクオリティの点から見ると、前半は素晴らしく、後半は多くの要因から積極性とアグレッシブさを失ったプレーだった。失点をし、試合は落ち着かないものになったが、そこまで多くのミスを犯したわけではない。失点した場面を除けば、試合前に挙げられた全てのポイントを頭に入れつつ、いつも通りのプレーができていた。全く然るべき勝利だと思う。次の試合に向け、準備を進めていく。

・前半に中盤をダイヤモンド型にした理由は?他にどんなバリエーションが候補にあったのか
→4−3−2−1でプレーでき、この陣形は4−4−1−1にも変わる。しかしひし型はより積極的な、アグレッシブな形だ。前半は非常に良いプレーができていた。

・ジューバとオズドエフがベンチスタートだったのは、代表戦の影響か?またハーフタイム中の交代に関して
→オズドエフ、ジューバ、ジルコフに触れると、彼らに休む時間を与えたかったこと、力を温存したかったことがある。なぜなら彼らはここ最近多く試合に出ているからだ。

ハーフタイムの交代に言及すると、クルゴヴォイは攻撃面では良い動きをしていたが、守備面ではいくらか欠けていた部分があった。なので彼には45分間のプレー時間を与え、同様にモストヴォイにもプレー機会を与え、試合の空気を味わってもらった。

・前半、なぜドリウッシはエロヒンよりも低いポジションでプレーしていたのか。またドリウッシがアズムンと並びツートップを貼り、エロヒンがトップ下を務める今日の試合とは逆の可能性はどのくらいあったか
→そのような選択肢もあり得る。しかしエロヒンのストロングポイントを考慮し、彼を前線に置く必要が我々にはあった。ペナルティエリアで彼は良いポジション取りをし、ここ最近もゴールを決めている。ドリウッシは逆に特定のポジションに囚われることなくプレーできるため、セカンドトップとして、トップ下としてプレーすることができる。ドリウッシは運動量の多い選手で、組織的なプレーを好み、彼の持っているクオリティがより生かされるのがあのポジションだ。

・監督はコメントで代表戦を戦った選手の疲れを取ることが課題だったと述べたが、ネーションズリーグを2試合フル出場したロヴレンは、今日の試合も90分間プレーしている。彼に次節のクラブ・ブルッへ戦のための体力は残されているか
→残されていることを願いたい。我々は交代ができるポジションの選手は交代を行った。センターバックに関して言えば、つい先日チスチャコフを獲得したが、ほとんど練習できていない状況だ。彼を起用するのは非常に難しかった。プロヒンに触れると、試合の結果が違うものであれば、ロヴレンを休ませるために交代できたかもしれない。しかし残念ながら、試合はこのような展開となり、ロヴレンにはピッチに立ち続けてもらう他なかった。センターバックのポジションは中盤の選手に比べ、運動量を必要としないため、回復できることを願っている。

・チスチャコフの状態は?彼には大きな怪我も無かったが、なぜチャンピオンズリーグのメンバー登録に間に合うようにもっと早く獲得しなかったのか
→確かにもっと早く獲得したかったが、いくつかの理由でそれは叶わなかった。彼は練習に一度参加しているが、今彼がどんな状態かを話すのは難しい。彼がどのくらい準備できているかを理解するために練習の過程で彼を注視し、よりテストを重ねる必要がある。

クジャエフのことはよく知っているし、彼の状態も把握しやすかった。ウェンデウとチスチャコフがどのような状態で、彼らがいつ最高の状態なのかを判断するためにも、彼らにはここでもっと時間が必要だ。

・ベンチメンバーにルニョフが入ったが、どのくらい実戦に向け用意ができているのか。また正ゴールキーパーにはケルジャコフが残り続けるのか
→ルニョフはすでに全体練習に参加している。彼が最高のコンディションになるまで、トレーニングが必要だ。誰がレギュラーを務めるのかは、今後見ていくとしよう。今はケルジャコフが先発起用されているが、ヴァシュチンもルニョフも競争心を見せてくれている。

・ウェンデウのデビュー戦のプレーに関して。またマウコムはクラブ・ブルッへ戦はプレーするのか
→彼にとっても、他の若い選手と同じで戦うリーグ、国、気候を変えることは簡単なことではない。しかし、我々は彼のポテンシャルを知っている。ウェンデウには新しい環境に慣れる必要があり、練習を理解しなければならない。我々は彼をより詳細に理解する必要がある。

マウコムは個人練習に励んでいる。まだ全体練習には参加できていない。

・ウェンデウにどんなミッションを伝えたのか。彼のフィジカルコンディションはどのようなものか
→プレー自体は悪くなく、動きも良かった。オズドエフと共に中盤でプレーしたが、彼の課題はスタジアムやリーグの雰囲気、ゲームのテンポを感じることだった。我々は今日の試合を解析し、ウェンデウの何が良く、何が悪いかを見ていく。それはウェンデウもそうだが、他のメンバーも同様だ。

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