UEFAヨーロッパリーグプレーオフ ゼニト対モルデFK 1stレグ結果
追加 | 筆者 Yoshiki Kato | コメント
UEFAヨーロッパリーグプレーオフ ゼニト対モルデFK 1stレグ結果

8月23日にUEFAヨーロッパリーグプレーオフ ゼニト対モルデFKの1stレグの試合が行われ、3−1でゼニトが勝利しました。

ゼニト3(71分ジューバ、80分サボロトニ、90分メブリヤ)
モルデFK1

以下、出場メンバー

GK
ルニョフ

DF
スモリニコフ
イヴァノヴィッチ
メブリヤ⚽️
アニュコフ

MF
クラネヴィッテル→エロヒン(59分)
エルナニ→オズドエフ(88分)
クジャエフ
マク

FW
ジューバ⚽️→ザボロトニ⚽️(68分)
ドリウッシ

以下、セマク監督の試合後インタビュー

セマク監督:前半はゲームの入り方が難しく、残念ながら失点してしまった。ウラル戦のようにね。失点をしてからゲームを再開することは、精神的にも肉体的にも難しい。しかし、選手は素晴らしいプレーをしてくれた。後半は遥かに出来が良く、チャンスを多く作ってくれ、得点を決めた。勝利を収められたが、失点が悔やまれる。モルデFKの選手も後半は連携から崩しに来ていた。強く、クオリティの高いチームだった。そのため、今日の勝利は非常に自信になるものだ。しかし、これはホーム&アウェイの試合だ。もっとも重要なのはセカンドレグであり、まだこの先は何も決まってはいない。

・パレデス、ノボアのいない中盤をどう評価するか?選手補強の必要性に関し、考えを変えることはあるか?
→補強に関しては、私への質問ではない。我々には中盤の選手は十分な数がいる。しかし、監督は補強を拒むことはないだろう。もしより良い選手を獲得できる可能性があるのなら、我々は拒むことはない。どんな選手にも長所と短所がある。クラネヴィッテルやエルナニのように、全力でプレーしてくれる選手には満足しているよ。素晴らしいね。

・ジューバとザボロトニの同時起用は、今後益々見られるのか?
→もちろん、あるだろう。我々は自分たちのプレーや、相手のプレーから立ち返っている。これは多くの要因からなるものだ。なのでこういった選択肢もあり得る。どのチームとどのように、いつ戦うのかを考慮する必要がある。フィジカル面、コンディション面、また対戦相手を考慮し、指揮をとっている。

・ゼニトが前半に失点し、後半に追い上げるというケースは今回が初めてではない。なぜそうなってしまうのか?またエロヒンを先発で起用しようとは思わなかったか?
→エロヒンの先発起用は考えた。しかし、彼はW杯後に怪我を負い、長く治療をしていた。現在、彼は3日おきに試合を行うという日程間に対して、万全の準備を取れていない。エロヒンの状態を少しでも良くしようと、我々も努力した。彼は前回の試合での疲れが取れていなかった。前半での起用はしたかったが、それができなかっただけだ。

追い上げ、逆転に関しては、観客席のおかげだ。素晴らしいスタジアムの声援に感謝したい。彼らはいつもチームを鼓舞してくれ、スタジアムを埋めてくれる。これは力をくれることだ。相手は何度も決定機を防いだが、もちろん試合が終わるにつれ、疲れ始めていた。プレーの質も落ち始めていたから、こちら側にチャンスが多く生まれた。試合終了間際でゴールが決まる確率は高い。また戦術的、技術的なミスの数は、選手の疲労にも影響を及ぼす。

・シャトフの状態は?2戦目に出場することはあるか?
→可能性はある。しかし、可能性は低い。

・モルデFKのスールシャール監督は、モルデは人工芝でのプレーに慣れていると語った。このことをどう受け止めるか。
→もちろん、ホームの方が戦いやすいだろう。人工芝でプレーすることに慣れているのなら、それは彼らにとってプラスに働くだろう。リーグ戦の統計を取ってみたら、恐らくホームの方が、アウェイより成績がいいかもしれない。だが繰り返しになるが、モルデは強く、素晴らしいチームだ。厳しい試合になるだろう。有利になることなど、一つも我々にはない。来週の試合に向け、しっかりと準備をするだけだ。

・ローテーションを行うと話していたが、全ての選手がチャンスをもらってはいない。DFネトはまだ一度も出場していない。ネトはメブリヤやイヴァノヴィッチ よりも劣っているのか?それとも移籍候補にあるのか?
→ネトに関して言えば、彼にはチャンスもあった。しかし、怪我を負ってしまい、1週間ほど離脱をしていた。彼はトレーニングを行い、試合に出るに値していたが、練習中のひどい怪我により、足を縫わなければならなかった。現在、ネトはコンディションを取り戻しており、近日試合に出るはずだ。なぜなら、DF陣は連戦で疲弊しているからね。


・ウファ戦で休養を与える選手はいるか?守備面に問題を抱えているように見えるがどう考えているか?
→何ができようか。我々はチームがより良くなるよう、働き、トレーニングを行っている。他に我々以外の選手はいない。私に選択肢など無い。あるのは、仕事だけだ。守備面には問題を抱えている。それは目で見てもわかる。実現性のある最適な解決策でこれを乗り切らなければならない。
休養に関しては、明日の練習で体力、メンタル面の状態を見て判断する。



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