8月19日、ロシア・プレミアリーグ第4節ゼニト対ウラルの試合が行われ、4−1でゼニトが勝利しました。

ゼニト4（12分、16分ドリウッシ、78分ジューバ、89分パレデス）
ウラル1

以下、出場メンバー

GK
ルニョフ

DF
スモリニコフ
イヴァノヴィッチ（C）
メブリヤ
ナビウリン→アニュコフ（62分）

MF
パレデス
ノボア→クラネヴィッテル（59分）
マク
エロヒン

FW
ジューバ→ザボロトニ（84分）
ドリウッシ

以下、セマク監督の試合後インタビュー

セマク監督：試合の入り方に失敗してしまった。早くに点が獲れていれば、試合はより楽なものになっていたろう。フラストレーションが溜まる試合で、パスミスも多くあった。持ち味を発揮できていなかったね。全ての選手が前の試合から全快していたわけではないだろう。シーズンは始まったばかりだ。コンディションが整っている選手、整っていない選手がいる。失点後に修正を行い同点を目指した。両チームにとって、難しい試合になったはずだ。2−1になってから、ウラル側にもチャンスがいくつかあった。こちらは試合終盤に速攻から得点を決められた。結果には満足している。プレーの質に関して言えば、特に守備面で修正を行う必要がある。ノボアの怪我は、悪いニュースだ。診察結果を待つとしよう（その後、全治６ヶ月と判明）。彼の怪我が深刻でないことを期待する。

・今週、ゼニトは3試合を戦い、ローテションはほとんど行われず、結果も悪いものでなかった。これはゼニトにとって、例えばメンバーを30人から選ぶことや、これ以上の補強が必要ないと言うことを意味するか？
→30人から先発メンバーを選ぶのは、誰もしないだろう。18人から20人のトップリーグでプレーできるレベルにいる選手から選ぶのがちょうど良い。補強に関しては、その必要性は前から述べている。チーム強化はとても必要であり、重要である。だが何か話が進んでいるかどうかは、私に聞く話ではないだろう。

・今日の試合、ドリウッシが先発出場し、2ゴールを決めた。今後の先発出場はあるか？
→その意見には賛成だ。我々は選手の状態とプレーの質から、全てのことを決めている。今後、ドリウッシがゴールを決め続けてくれれば、それは非常に嬉しいことだ。当然だが、ドリウッシや他のどの選手も、他の選手よりも良い状態であれば、試合に出場できるだろう。

・後半、ナビウリンに代え、アニュコフを投入したが、左サイドバックにはチェルノフが控えにいる。なぜ、チェルノフはプレーできないのか？
→チェルノフとは今シーズンまで契約を結んでいる。こういったタイミングで、私は今後が決まっていない選手を起用することはできない。チェルノフはゼニトとの契約をするかもしれないし、または我々は新しい選手を探すかもしれない。アニュコフを起用するのは彼が良いコンディションだからだ。チェルノフは長くプレーしていない。彼を出場させることも考えたが、試合は極めて難しく、また長くプレーから離れていると対応するのが難しいと判断した。経験豊富な選手が今日のような試合で効果的になってくる。もし、この試合が別の形になっていたら、喜んでチェルノフを出場させていただろう。彼との関係は良好で、また彼は選手としても、人としても素晴らしい。今我々はチェルノフに関し、何クラブがチェルノフを獲得できるのか、またゼニトの選手として契約を延長するのかについて、議論をしているところだ。

・3試合連続でエロヒンをサイドで起用している。このポジションにエロヒンを起き続ける理由は？マクやシャトフへの指示と、エロヒンへの指示や仕事は異なるものなのか？
→もちろん異なる。エロヒンはチームにとって重要な場所でプレーしている。彼は万能タイプのプレーヤーだ。この試合、私はエロヒンが守備面で規律を持ってプレーし、またウラル側へ多く攻め入るよう考えた。そのため彼を左サイドへ置き、ドリウッシを真ん中へ配置した。我々はローテーションを定期的に行うことができるが、今日の試合ではエロヒンは左サイドであった。我々にはエロヒンやクジャエフ、ドリウッシのように複数のポジションを熟せる選手がいる。各試合において、誰がチームに貢献できるかを考えることができるのだ。

・リーグ戦では今シーズン初の大量ゴールの勝利となったが、これはあなたにとって重要なことか？
→大勝できるということは、いつでも素晴らしいことだ。これはある時は実力の差から生まれ、ある時はまったく関係なしに起こる。大勝は素晴らしいことだが、重要なのは勝つことだ。1−0で勝っても皆満足だろう。特にルニョフはね。

・GKバブーリンがルビンカザンとトレーニングをしたが、ゼニトには戻るのか？それとも移籍するのか？
→現在、彼はゼニトでトレーニングをしている。クラブ間の交渉は進んでいるが、これは私への質問ではない。