４月22日、サンクトペテルブルクでゼニト対ウラルの試合が行われ、ゼニトが２−０で勝利を収めました。

ゼニト2（86分イヴァノヴィッチ、90分モロ）

ウラル０

GK

ルネフ

DF

スモリニコフ

イヴァノヴィッチ

クリーシト

ジルコフ→ネト（63分）

MF

ツァラゴフ

ユスポフ→モロ（53分）

ジュリアーノ

ダニー

FW

ココリン→シャトフ（44分）

ジューバ

試合はゼニト新本拠地、サンクトペテルブルクスタジアムで行われました。長い年月をかけ、ついに完成したスタジアムで試合を見ようと、試合当日は多くのサポーターが試合へ訪れました。

新ホームで勝ち点3を積みたいゼニトは前半から積極的にシュートを打ちます。4分にクリーシト、9分にダニーがシュートを放ちますが、相手GKに弾かれます。さらに30分にはジュリアーノがGKと一対一になりますが、これもしっかりとキャッチされゴールならず。対するウラルもカウンターからゴールを狙いますが、ルネフが安定したセービングを見せました。前半はお互いにチャンスを作りながらも０−０で折り返します。

後半50分、ウラルはゼニトのバックパスをカットし、DFを交わして、シュート。これは幸いにもポストを叩きますが、このシュートをきっかけにウラルは前半以上にゼニトゴールへ迫ってきます。対するゼニトもサイドから積極的にチャンスを生み出していきます。すると、60分にエリア付近でスモリニコフが倒されると、ウラルの選手にレッドカードが提示。さらに抗議をしたウラルの別の選手もレッドカードを受け、同時に2名が退場処分となります。

数的有利になったゼニトは、サイドからウラルゴールを狙い続けますが、ウラルの固い守りを崩せないまま時間だけが経過していきます。しかし86分右サイドでフリーキックを獲得。クリーシトがこれを蹴ると、ゴール前へ走り込んだイヴァノヴィッチが頭で合わせてゴール！誰もが望んだ先制点、そして新スタジアム初ゴールが生まれ、スタジアムは大盛り上がりに。さらに試合終盤、カウンターからモロが追加点を決め、2−0に。モロは移籍後初ゴールをマーク。

相手に多くの退場者を出す稀有な試合となりましたが、終盤の2ゴールで勝利をつかんだゼニト。現在は3位に甘んじていますが、2位CSKAとは勝ち点１差。残り試合を勝ち続け、上位進出を目指して欲しいところ！！次節は26日、アウェイ・オレンブルグ戦です！！