
4月8日、ホームであるペトロフスキースタジアムでゼニト対アンジの試合が行われ、1−1の引き分けに終わりました。
ゼニト1(73分ココリン)
アンジ1(22分ヤコブレフ)
GK
ルネフ
DF
ツァラゴフ→マク(85分)
イヴァノヴィッチ
ロンバーツ
チェルノフ
MF
ハビガルシア→ネト(59分)
エルナニ
ジュリアーノ
ダニー
FW
ココリン
ジューバ
ゼニトにとって、この試合がペトロフスキースタジアムで行われる最後の試合。ゼニトはかなりの気合を込めて、この試合に臨みました。またサンクトペテルブルクで発生した地下鉄爆破テロの犠牲者を悼み、試合前には黙祷が行われました。
試合開始早々3分、右サイドからボールが中に入ると、ジューバが胸トラップからボレーシュート。さらに11分、久しぶりの先発出場となったチェルノフがミドルシュートを放つなど、積極的にアンジゴールを襲います。
しかし先制したのはアンジ。20分に右サイドを崩されると、足裏での技ありゴールを決められます。これで0−1に。このまま前半を終了します。
後半早々ゼニトはアンジに攻め込まれると、ロンバーツが相手選手をファールで止めます。これがレッドカードとなってしまい、後半50分で数的不利に陥ります。
しかし73分、チェルノフのパスをゴール前で受けたココリンが胸トラップから相手をかわしシュート。これがネットを揺らし、ゼニトが追いつきます。
それでも数的不利なゼニトは、アンジの猛攻を受け続けます。76分、86分、92分、93分とチェンスを作られますが、GKルネフやDF陣の体を張った守りでなんとか耐え凌ぎ、引き分けで試合終了。
どうしても勝たなくてはならない試合でしたが、勝ち点1を分け合う結果となりました。
優勝争いで足踏みを強いられたゼニトは、4月16日にアウェイで首位スパルタク・モスクワと対戦します。