
10月9日ロシア・プレミアリーグ第12節ファケル対ゼニト戦が行われ、1−1で引き分けに終わりました
ファケル:1(12分ゴンガゼ)
ゼニト:1(28分マウコム)
ゼニト出場メンバー
GK
41ケルジャコフ
DF
3サントス
6ロヴレン
15カラヴァエフ→7バカエフ(87分)
55ロドリガオ
MF
5バリオス
8ヴェンデウ→31マントゥアン(87分)
10マウコム⚽️
14クジャエフ
11クラウジーニョ→17モストヴォイ(79分)
FW
30カシエラ→21エロヒン(79分)
試合後のセマク監督インタビュー(抜粋)
セマク:難しいピッチコンディションでの試合となった。ゲームに関しては、失点の場面を除けば選手への不満は無い。その他に関しては、スペースも支配し、チャンスも作り出していたが、ゴールを決める必要があった。とても惜しい場面がマウコムにあったし、芝の状態が悪く、プレーし難い状態にも関わらず、十分にゴールチャンスを作り出していた。ボールをコントロールし、チャンスを作り出していた。プレーは悪くなかったが、スコアはより良いものにできただろう。我々にとっては、勝利以外は何の意味もない。次の試合に向けて準備していきたい。
・引き分けたことで、勝ち点2を失ったように思うか。これは過小評価か?
→そんなことはない。過小評価とはどんなものか。後半に3回、相手に中央の進入を許してしまった。プレスも必要だし、大きな主導権を握るためには、動きまわる必要があった。しかし、残念ながらこのような芝で、相手が引いたプレーでは自分たちのゲームをするのは難しく、時には攻略は不可能だ。今日はできることをプレーしたと思っている。選手に対する不満はない。芝を考慮しても、チャンスを作り出すよりも守る方が遥かに簡単なことだ。繰り返しになるが、ゼニトのプレーは、先制された場面を除いて満足できるものだった。ファケルのミッションは守ることで、攻撃に関しては考えていなかった。勝ち点を取りこぼすことはいつも残念なことだ。
・マウコムとクラウジーニョはロシア国籍を取ることを考え直しているか?
→いや、考え直していない。彼らはロシアにいることを気に入っており、全てに満足している。この話は彼らの問題であり、彼らの選択に敬意を表すべきだ。
・ヨーロッパのカップ戦に出られないことは、モチベーションやメンタル面、練習に影響を見せているか?
→ヨーロッパのカップ戦はリーグ戦の結果に対するボーナスステージだ。プレークオリティ、課題、動き、リーグの勝ち点数、どのようにリーグ戦を戦うかという点に触れると、これらは選手の状態に影響を与えていない。選手たちのモチベーションにもだ。彼らはやらなくてはならないことに全力を出しており、プロとしての仕事を果たしている。もちろん、みんなチャンピオンズリーグでプレーしたいし、あのアンセムを聞きたいと思っている。どんなフットボーラーにとっても、どんなスポーツ選手にとっても、あの大会は特別だ。だが、残念ながら、全てのことが我々起因のものではない。
・今日の試合の雰囲気はプレミアリーグのレベルに達していたか?
→もちろんだ。ヴォロネジの雰囲気はそれに値していた。ここはフットボールの街で、試合前にも人が集まり、サポーターは常にチームを捲し立て、チャントを歌い続けた。このことは選手にとっては素晴らしいことで、嫌いになることはできないだろう。
筆者:Yoshiki Kato