UEFAヨーロッパリーグプレーオフ2ndレグ ベティス対ゼニト戦 結果
追加 | 筆者 Yoshiki Kato | コメント
UEFAヨーロッパリーグプレーオフ2ndレグ ベティス対ゼニト戦 結果

2月24日UEFAヨーロッパリーグプレーオフ2ndレグ ベティス対ゼニトの試合が行われ、0−0の引き分けに終わりました。
ゼニト対ベティスは2試合合計2−3となり、この結果ゼニトはプレーオフ敗退となっています。

ゼニト:0
ベティス:0

GK
71 オドエフスキー

DF
3 サントス
2 チスチャコフ
4 クルゴヴォイ
19 ストルミン→17 モストヴォイ(86分)

MF
5 バリオス
8 ヴェンデウ
11 クラウジーニョ
10 マウコム

FW
9 アルベルト→21 エロヒン(84分)
22 ジューバ→33 セルゲェエフ(64分)


セマク:試合の初めから最後まで、試合を見ているサポーターに緊張感を植え付ける、難しい試合だった。ベティスにもチャンスがあり、ゼニトにもチャンスがあった。特に終盤、ノーゴールになった場面や惜しいチャンスがあった。ゲームのクオリティは悪くない試合だったが、残念ながら目標を達成することができなかった。選手たちはやれることを全てやりきり、力を出し切り、勝つためにトライをしてくれたが、結果に結びつくことはなかった。次のラウンドに進むベティスにはお祝いの言葉を送りたい。我々は次のリーグ戦に向け、準備していく。

・チスチャコフのゴールが認められなかったことに関して
→あの場面を見ていない。関与していたかどうかはさておき、エロヒンが相手選手の足を踏んでいた点はコメントが難しい。もちろん悔しい結果ではある。ジャッジの結果は、我々には変えることはできない。

・このベティス戦はヨーロッパのアウェイ戦では良い内容であったと言えるか。なぜ今日のようなプレーができたのか
→良い試合には結果が伴うものだ。プレーの質に関しては、今日の試合ではどの場面でもチームは良いプレーができていたと思う。良い試合と悪い試合を比べることはとても難しい。悪い試合を検証するとミスが常に伴っている。しかし、総じてどんな試合でも自分たちのサッカーをプレーしていたのだ。

・なぜラキツキーは出場しなかったのか
→ラキツキーは前節、本来のレベルとは遠いプレーをしていた。トレーニング中に彼の状態を確認し、プレー数と状態を取り戻す必要があった。ただラキツキーはコンディションの問題だけではなかった。彼の、そして私の両親もウクライナで暮らしている。多くの親戚や知り合いも住んでいる。もちろん、みんなが注目をしている。ブラジル人の選手たちはシャフタールの同胞を気にかけている。みんな自分の家族を気にかけている。今後クラブの試合にどのような影響が出るかはわからない。わかっているのは、ウクライナではリーグが中断していることだ。特に今は皆興奮していて、この問題に気にかけている。これは普通のことだ。ここでの議論は不要だ。我々の仕事に触れると、選手は今日のこの試合でできることをやってくれた。プレーはよく、自分たちの仕事をこなしてくれた。

・朝、ウクライナ情勢に関するニュースを見た時、何を感じたか。また何か変わったことはあるか
→皆が最近の出来事に注視しているだろう。このような状況は様々なことが関わっている。ここで語ることは何もない。ある人は寝られる状況にあり、ある人は寝られない状況にある。あらゆる事件を多くの人がチェックしている。今日の朝に関して言えば、もちろんニュースが影響し、気を散らした。しかし根本的な考えとして、人の命よりも大切なものなど何もない。我々の仕事はサッカーだ。これは我々の大切な生活の一部ではあるが、最も重要なことではない。

・オドエフスキーのプレーに関して
→アウェイの前半戦から、少ないミスで良いプレーだったと思う。残りの時間もうまくプレーし、足元のプレーも冷静だった。総じて良いプレーだったと思う。

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