UEFAチャンピオンズリーググループリーグ第1節チェルシー対ゼニト戦 試合結果
追加 | 筆者 Yoshiki Kato | コメント
UEFAチャンピオンズリーググループリーグ第1節チェルシー対ゼニト戦 試合結果

9月14日UEFAチャンピオンズリーググループリーグ第1節チェルシー対ゼニトの試合が行われ、1−0でチェルシーが勝利しました

チェルシー:1(69分ルカク)
ゼニト:0

GK
1 クリツュク

DF
2 チスチャコフ
44 ラキツキー→4 クルゴヴォイ(88分)
3 サントス

MF
5 バリオス
8 ヴェンデウ→21 エロヒン(75分)
14 クジャエフ→64 クラフツォフ(82分)
10 マウコム→22 ジューバ(75分)
11 クラウジーニョ→17 モストヴォイ(88分)
19 ストルミン

FW
7 アズムン

試合後のセマク監督インタビュー(抜粋)

セマク:難しい試合だった。前半は守備面が期待通りの働きを見せたが、後半はチェルシーに危険な攻撃を許してしまった。チェルシーにはいくつかの惜しいシーンがあった。そして失点してはいけない場面で失点をしてしまった。ゼニトのチャンスに関してはアズムンとジューバによって生み出せたが、残念ながら決め切ることはできなかった。残念だが、チェルシーの勝利は然るべきものかもしれない。ただ我々にも少しのチャンスがあり、ドローに持ち込むこともできたはずだ。

・試合結果は妥当なものか
→妥当だと思う。チェルシーが優位性を保っていたし、良い形での突破やシュート、惜しいチャンスを作り出していた。もしそこまでの致命的な展開でなかったとすれば、ゴールを決めた方が勝利した試合だったと思う。

・3バック起用をした理由は
→これはチェルシーのゲームを研究したためだ。彼らはサイド攻撃を好んでいる。守備面がうまく機能していたことは大事な点だろう。守備面にコメントをすると大なり小なり通常通りだった。

・もしバリオスが出場できなかったらどのようなプランを起用したのか
→バリオスを起用できなかったら、別の選手があのポジションでプレーしていただろう。システムは変えず、あのポジションか別のポジションでプレーできる選手を起用していた。

・3バックシステムは対戦相手によって変えるシステムか、もしくはチャンピオンズリーグの主なフォーメーションになるのか
→まずはこちらの可能性と対戦相手の優れた部分を考慮する必要がある。分析を進め、試合前により良いプランを決めていきたい。メインのシステムはまだ決めていない。選択肢は我々の選手内の変化に紐づいている。

・満員のスタジアムで試合を行うのはコロナ以後ゼニトにとって初めての経験だ。チームはこの感覚を忘れてはいないか。どのくらい強くサポーターの圧を感じていたか。
→多くの選手達はチャンピオンズリーグとこのようなスタジアムで戦うことに慣れている。もちろん、サポーターがいる中で試合をすることは素晴らしいことだ。ゼニトのサポーター、チェルシーのサポーターに声援とこの雰囲気を作り出してくれたことに感謝したい。フットボールはお祭りであり、チャンピオンズリーグは大きな喜びを感じる大会だ。今日はなるべく多くの勝ち点を獲得したかったが、試合が終わった時の気分はとても良いものだった。

・バリオスのセンターバック起用は、チスチャコフの「人生の試合」におけるフォローになったと言えるか
→もちろん、助けになった。ロシア国内リーグでも我々は多くの失点をしており、全てが願っているような完璧な形ではない。チスチャコフにとってはチャンピオンズリーグデビュー戦となったが、私は彼を祝したいし、今日の試合に出た選手達も讃えたい。このようなスタジアムでチャンピオンズリーグデビューを果たすのは忘れられない試合になっただろう。心から選手たちを讃えたい。

・ジューバを0−0の状況で出場させるプランは無かったのか
→まず考える必要があるのは、我々は守りを固める必要性があった。あのフォーメーションで二人のFWを起用することは難しかった。そのためワントップ起用をしていた。

・バリオスがプレーできなかった場合、ゼニトはどのように戦うつもりだったのか
→他の選択肢はあった。バリオスがいたかいなかったかの仮定の話はできない。バリオスは試合の日の昼過ぎに到着した。バリオスが到着できたのでプレーしたが、できていなかったら他の選手がプレーしていただろう。

・このような敗戦はロシアでは価値ある内容と評価される。この表現は監督にとってどのくらい適切なものか
→負けはどんな試合でも負けだ。我々には勝ち点を持ち帰れるチャンスがあった。それは素晴らしいことだ。我々はチェルシーのレベルとその差をしっかりと理解していた。その中で選手達は力を尽くし、より良いプレーができていた。

リストに戻る