ロシア・カップベスト16 ゼニト対アルセナル戦 試合結果
追加 | 筆者 Yoshiki Kato | コメント
ロシア・カップベスト16 ゼニト対アルセナル戦 試合結果

2月20日ロシア・カップベスト16 ゼニト対アルセナルの試合が行われ、1−2でアルセナルが勝利しました。

ゼニト:1(19分クジャエフ)
アルセナル:2(25分パンチェンコ、37分バウエル)

GK
99 ルニョフ

DF
15 カラヴァエフ
18 ジルコフ→ 4 クルゴヴォイ(72分)
6 ロヴレン
44 ラキツキー

MF
19 ストルミン
27 オズドエフ
17 モストヴォイ→ 21エロヒン(81分)
20 ウェンデウ
14 クジャエフ⚽️→ 36 クラプヒン(72分)

FW
22 ジューバ

以下、セマク監督試合後インタビュー抜粋

セマク:残念ながら今日の試合では勝つことができなかった。守備面で多くのミスが目立った。攻撃面ではチャンスはあったが、決め切ることができなかった。勝つことができるのは少ないミスで、多くの得点を決めたチームだ。
もちろん、多くの時間練習できている選手と、そうでない選手がおり、選手のコンデションに差はある。全員、異なるフィジカルコンデションだ。しかし、結果だけを見れば、そのような議論は意味をなさない。

・なぜラキツキ―を先発起用したのか。ほかの選択肢は無かったか。彼のパスには満足したか
→私が思うに彼のパス精度はもっと良いはずだ。今日の試合でも彼のパスの一本がゴールに繋がっていた。しかし他は、良いものもあれば悪いものもあった。より良いパスができる選手だ。選択肢は多くなかったが、クジャエフ、ストルミンはパスを供給できる選手だった。しかし、今日試合ではチームの主要なパサーが欠場していた。

・どんな試合プランを持っていたのか。何を用いてアルセナルからリードを得たかったのか。
→試合序盤、得点を決めるまでの10分まではボールコントロールがうまくできていた。うまくボールを回していた。ゴール後はあっさりと相手にボールを奪われてしまい、簡単な場面で主導権を渡してしまった。両チーム共に最適な状態からは遠かった。多くの場面を作らせたわけではないが、しかし全ての我々のミスは、非常に雑なもので、失点を招いてしまった。

・70分に行った選手交代の理由は何か。クラプヒン、ジューバ、エロヒンの3名の起用は、どのような狙いがあったのか
→エロヒンに関して触れると、モストヴォイと代え、左サイドに入った。クラプヒンはクジャエフに代え、セカンドトップの位置でプレーした。エロヒンは多くない回数、練習にチームのメンバーと共に参加していたが、15~20分以上プレーする準備はできていなかった。攻撃面に関して触れると、クラプヒンは勢いをつけ、チームにフレッシュさをもたらせる唯一の選手だった。クラプヒンにとっては、この起用で初めての試合だった。

・ジューバはフル出場となったが、合宿終了時は万全の状態ではないと監督はコメントしていた。これは仕方がない判断だったのか、あるいは既に万全の状態にあるのか
→何人かの選手は2回の合宿を良い状態でこなすことができた。一部の選手は多くの理由からチームを外れてしまった。離脱していた選手は、コンデションを取り戻す必要がある。試合経験はもちろん必要になる。2-3か月プレーしないのは論外だ。100%プレーするのは難しい。

・なぜミドルシュートやロングシュートを打たなかったのか
→アルセナルはかなり低く守り、コンパクトにプレーしていた。距離のあるところからシュートを打つチャンスがなかった。しかしシュートを打つチャンスはいくつかあった。

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