2019–20シーズン、2020–21シーズンに渡ったゼニトの2020年、1年間を振り返ります。

新型コロナウイルスの影響もあり、2020年3月17日〜6月21日までリーグ戦は中断されましたが、2019–20シーズンにロシア・プレミアリーグの2季連続７回目の優勝、ロシア・カップの優勝と国内2冠を果たしました。
リーグ戦ではFWジューバ、アズムンが共に17ゴールで得点王に輝き、ジューバはシーズン最優秀選手、セマク監督がシーズン最優秀監督に選出されました。

2019–20シーズンの終了と共にキャプテンを務めたイヴァノヴィッチ、長年チームを支えたシャトフ、スモリニコフが退団。そしてリヴァプールよりロヴレンが加入しました。またユース出身のモストヴォイ、クルゴヴォイら若手選手もトップチームに加入。チームの若返りを図りつつ、2020–21シーズンをスタートさせました。

2020–21シーズンは過密日程もあり苦戦しつつも、第19節を終えた時点でロシア・プレミアリーグ首位。アズムン、ジューバが11ゴールで得点王ランキング首位となっています。

一方でUEFAチャンピオンズリーグはドルトムント、ラツィオ、クラブ・ブルッへと同組となりましたが、6戦0勝1分５敗グループステージ最下位で敗退。来季への、そして今後のゼニトの課題を突きつけられる結果となりました。

今後のゼニトの予定としては、21年1月中旬にメディカルチェックを行う予定です。1月15日には中東・ドバイへ出発し、１回目の冬季合宿を実施します。ドバイ合宿は1月27日まで開催予定で、いくつかのトレーニングマッチも行われる予定になっています。対戦相手、詳細な日程は現時点で未定です。

中断期間明け最初の公式戦は、ロシア・カップ アルセナル戦をホーム、ガスプロム・アリーナで戦います。

2020年、ゼニトを応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
2021年もゼニトの応援をよろしくお願いいたします。