UEFAチャンピオンズリーググループリーグ第1節 ゼニト対クラブ・ブルッへ戦 試合結果
追加 | 筆者 Yoshiki Kato | コメント
UEFAチャンピオンズリーググループリーグ第1節 ゼニト対クラブ・ブルッへ戦 試合結果

10月20日UEFAチャンピオンズリーググループリーグ第1節 ゼニト対クラブ・ブルッへの試合が行われ、1−2でクラブ・ブルッへが勝利しました。

ゼニト:1(74分オウンゴール)
クラブ・ブルッへ:2(63分デニス、90分デ・ケテラエル)

GK
41 ケルジャコフ

DF
4 クルゴヴォイ
6 ロヴレン
15 カラヴァエフ
44 ラキツキー

MF
5 バリオス
27 オズドエフ→ 21エロヒン(88分)
14 クジャエフ→ 20 ウェンデウ(72分)

FW
7 アズムン
22 ジューバ
11 ドリウッシ→ 17 モストヴォイ(72分)

以下、試合後のセマク監督コメント抜粋

セマク:予想していたように難しい試合になった。失点までは受け身の展開となってしまった。失点後、同点ゴールを奪うことができ、いくつかの惜しい場面も作り出すことができた。勝つことさえできる展開だったが、残念ながら守備のミスから白星を逃す、2失点をしてしまった。

・どのようにして相手チームを押さえる予定だったのか。試合のプランは?
→クラブ・ブルッへはそこまで多くのチャンスを作り出していなかった。失点は我々のミスから生まれている。攻撃面に関しては、フォワード陣と中盤の選手達は、失点まで評価できるプレーではなかった。その後持ち直したが、残念ながら試合には負けてしまった。

・後半残り30分以降、ゼニトのプレーは良かったが、それまでの時間帯はなぜ緊張感を欠いた試合をしていたのか
→緊張感を欠いてプレーしていたとは思えない。確かに攻撃では勢いが足りなかった。多分、精神的に保守的になってしまっていたのだろう。最初の失点後にリスクを負わなくてはならなくなり、チャンスとなるパスやゴールチャンスも増えた。

・なぜオズドエフを左に、クジャエフを右に置いたのか。このようなフォーメーションでは二人は反対の位置でプレーするはずだ。また好調なエロヒンが今日の試合では5分間しかプレーしなかった。この理由は?
→クジャエフに言及すると、直近の試合、右サイドでプレーすることが多かった。彼にとって右サイドはプレーしやすいエリアだ。エロヒンの起用に関しては、我々にとってドリウッシとクジャエフの方が、臨機応変に戦術を切り替えることができる部分を考慮しての判断だ。

・ジルコフはベンチ入りもしていないが、その理由は何か?ドリウッシ含め、攻撃陣が国内リーグで決められる場面で得点できないのには何かしらの理由があるのか
→国内リーグでもゴールを決められない場面はある。ジルコフに関して言うと、彼は負傷中で今日の試合に登録することができなかった。決定力に関しては、残念なことに作ったチャンスを決めることができなかった。そしてこの決定力が今日の勝利のためには足りなかった。

・ウェンデウはある程度のプレー時間を得ていたが、今日の彼のプレーに関して。ウェンデウはゼニトにクリエイティビティを植え付ける選手になり得るか?
→問題はクリエイティビティではない。ウェンデウには非常に良いボールコントロール技術があり、組織的な組み立ての中で非常に効果的なプレーをする。今すぐ慣れるのは難しいが、いくつかの試合を通して彼がコンディションを取り戻し、十分な戦力になってくれることを願っている。ただ現在も彼は良いボールコントロールと自分のプレーができている。このような選手達が我々には必要だ。

・ゼニトの大会での目標達成における立ち位置はどれほど変わったか。アウェイでも積極的にプレーしていくのか
→もちろん、ホームで勝ち点を落としたのは残念だ。しかしどう足掻いても仕方のないことだ。次の試合に向け準備を進め、勝ち点を獲得するための最大限できることをするしかない。勝ち点は必須だ。プレーに関しては、その試合が近づいていく中で、選手達の状態を見極めながら、どのようにしていくかを考えていくつもりだ。

・一年前、監督はUEFAチャンピオンズリーグでの試合がロシア・プレミアリーグのレベルを表すと語っている。ロシア・プレミアリーグがベルギーリーグより劣っていると言えるのか
→それは言えることではない。なぜならプレー面も、チャンスの数も我々が劣っていたとは言えないからだ。ある1試合が何かの証明になるわけではない。ロシアから出場しているチームの総合的な結果を考慮する必要がある。それはロシアがどのレベルに位置しているのかの証明になる。

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