オリンプ ロシア・カップ準決勝ゼニト対スパルタク・モスクワ戦 結果
追加 | 筆者 Yoshiki Kato | コメント
オリンプ ロシア・カップ準決勝ゼニト対スパルタク・モスクワ戦 結果

7月19日オリンプ ロシア・カップ準決勝ゼニト対スパルタク・モスクワ戦が行われ、2−1でゼニトが勝利しました!!

ゼニト:2(24分ジューバ、45分クジャエフ)
スパルタク・モスクワ:1(45分ソボロフ)

GK
41 ケルジャコフ

DF
3 ドウグラス・サントス→ 27 オズドエフ(62分)
6 イヴァノヴィッチ
15 カラヴァエフ→ 4 オソリオ(77分)
44 ラキツキー

MF
5 バリオス
14 クジャエフ⚽️→ 91 ストルミン(90分)
8 マウコム
18 ジルコフ

FW
7 アズムン→ 11 ドリウッシ(90分)
22 ジューバ⚽️


セマク:面白みのある、良い試合だった。我々は前半、うまく試合を運べ、2ゴールを奪うことできた。またそれ以上のゴールも奪えた。アズムンには良いチャンスがあった。対戦相手に関し述べると、スパルタクにはクレイジーな自己献身と今日の素晴らしい試合に対してのみ、感謝したいと思う。今日の試合はカードや議論の余地がある判定などがあった、正真正銘のカップ戦であった。ただ、これはエモーショナルなものだ。私は今日先発起用された、あるいは途中出場した選手たちに満足している。決勝戦に向け、準備をしていきたい。サポーターにはとても感謝している。またこのような難しく、簡単ではない試合を戦った選手にも感謝したい。そして最も重要なことは、決勝の舞台で戦えることだ。

・76分のカラヴァエフとオソリオの交代は、体力温存によるものか
→体力温存と呼びつもりはない。私の見解からすれば、スパルタクのアイルトンは非常に良いプレーを見せ、積極的に仕掛けるスピードのある選手だ。同じように、ラーションとバカエフもサイドでエリアへのパスで危険な場面を作り出していた。エリア内にはソボレフがおり、彼も良いプレーをしていた。そしてスパルタクが我々のゴール前で作ったチャンスは、サイドからのクロスだった。ソボレフは非常に精巧な選手で、背中でゼニトのセンターバックを背負ってこじ開け、背のそれほど高くないサイドバックと一対一を作り出した。我々は選手交代で、これを解決した。付け加えると、オソリオはスピードのある選手で、アイルトンに対峙し、自分の役割を果たしてくれた。攻撃の勢いは遥かに落ち込んだ。総じて、理にかなった交代だった。

・ヒムキは公式戦を闘えていないが、他のチームと異なり、調子は悪くないように見える。彼らの調子の良さはゼニトにとって問題になると思うか。
→今後の様子を見ていく必要がある。明日、練習があり、そこで選手の状態を観察し、誰がロストフ戦に出場するかを決めていく。コンディションはどの監督にとっても課題だ。我々は多くの試合があり、ヒムキはプレー数が少なく、カップ戦が最初の試合だった。おそらく彼らはより強くなる。なぜなら公式戦1試合を戦い、また決勝までの準備期間が1週間ある。我々は2日後に試合が控えている。どんな監督も自分の持つ課題を解決していくだろう。より良い準備ができるよう、できること全てを行えるよう、努めていきたい。

・今日の試合、若手選手はGKを除き、ムサエフだけが召集されていた。すでに次のシーズン若手選手のうち誰がトップチームでトレーニングし始めるかを決めているか
→今シーズントップチームで練習した選手は全員、来季もトレーニングを共に行う。ムサエフはすでに長くチームに帯同し、プロヒン、シャムキン、オドエフスキーもだ。彼らは全員新シーズンの準備を共にスタートする。

・試合序盤、スパルタクは右サイドの守備に弱さが見えた。試合中盤、監督はマウコムとクジャエフのサイドを入れ替えた。そしてマウコムは左サイドから攻撃を仕掛け、危険な場面をすぐに作り出した。これはどれくらい計算された決断だったのか。
→試合前にこの選択肢は予定されていた。我々には自由にいくつかのポジションをプレーできる選手たちがいる。ポジションの変更は、相手の選手の年齢が一人は22歳、もう一人は20歳だったことによるものだ。一対一に長けたマウコムと対峙するのは、彼らのような若い選手にとっては非常に難しかったはずだ。この立て直しにより、二つの問題が解決した。弱かったエリアにクリエイティビティを付けることができ、また我々の守備で弱かった部分を補填することができた。マウコムは常に攻めから守備に戻ることはできないからだ。この計画では、運動量の多いクジャエフが守備でより活躍することができる。

この勝利でカップ戦決勝に進んだゼニト。決勝は7月25日エカテリンブルク ・アリーナで開催されます。

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