ロシア・プレミアリーグ第24節ゼニト対クリリヤ・ソヴェトフ戦 結果
追加 | 筆者 Yoshiki Kato | コメント
ロシア・プレミアリーグ第24節ゼニト対クリリヤ・ソヴェトフ戦 結果

6月26日ロシア・プレミアリーグ第24節ゼニト対クリリヤ・ソヴェトフの試合が行われ、2−1でゼニトが勝利しました!!

ゼニト:2(64分、70分ジューバ)
クリリヤ・ソヴェトフ:1(44 グルシェンコ)

GK
99 ルニョフ

DF
6 イヴァノヴィッチ
15 カラヴァエフ→ 17 シャトフ(72分)
44 ラキツキー
3 ドウグラス・サントス

MF
27 オズドエフ→ 38 ムサエフ(90分)
5 バリオス
14 クジャエフ→ 91 ストルミン(46分)
8 マウコム→ 18 ジルコフ(90分)

FW
7 アズムン→ 11 ドリウッシ(85分)
22 ジューバ⚽️⚽️

以下、セマク監督の試合後インタビュー抜粋

・天候や非常に短い準備期間の中で先発選手を決めることは、どれほど疑念を与えているか
→メンバー選考に関しては、前節の試合の結果が先発起用した選手の力を疑う要因になることはない。各試合を見直して、誰がどんな状態かを検証していく。ある選手は疲れているし、ある選手は自分のプレーができていなかったりする。試合後に選手が振り返る時間は少しある。次の試合に向け、さらに準備を進めていく。

・今節も前節のCSKA戦からメンバーを変えなかったが、試合は異なる内容になった。例えばゼニトは前半、CSKA戦に比べクロスの量が多かった。クロスはウファ戦の後に監督が効果的でなかったとコメントしている。なぜ再びこのような戦術を選択したのか
→守備を徹底するチームは引いたプレーをしてくる。クロスを多用するのは相手の戦術に影響されるからだ。前半にはクロスの後にマウコムに絶好のチャンスがあったし、後半にもアズムンにチャンスがあった。これらのチャンスは決めなくてはいけなかったし、決まっていれば試合はより楽なものになったはずだ。最も重要なことはもちろん、感情面だ。多くをとりこぼしてしまい、ミスは犯してはならなかった。もちろん今日のような、トップのチームと最下位のチームの試合は監督にも選手にも難しい。精神的には難しい試合だ。前半は非常に遅いペースで試合が進んだ。逆転することは常に難しいものだ。このような試合は引き起きるものだ。チームが特徴と信念を発揮してくれてうれしく思う。全ての選手が100%の力を出してくれ、勝利を手繰り寄せてくれた。

・クジャエフはなぜ前半で交代したのか。また移籍市場が開く中でクジャエフと新しい契約を結びたいと思っているか
→クジャエフは前半にイエローカードを受けており、リスクを犯したく無かった。また後半は4−4−2の陣形を取った。クジャエフよりストルミンの方が効果的と考え、交代を行った。
契約に関しては、何度も言うようにクラブにクジャエフは必要だ。そしてクジャエフは自身のもつ選択肢から将来を選ぶことになる。もしゼニトを選んでくれるなら、我々はとても嬉しい。

・アズムンに関しても多くの噂が出ている。最近の試合では我々が知っている彼のプレーが見られていない。何が影響しているのか。プレッシャーを彼は感じているのか
→彼に何かしらのプレッシャーがかけられているとは思っていない。アズムンはチームのために効果的なプレーをしてくれている。ゴールを決められていないが、それは時間の問題だ。選手全員が理想的な状態ではない。最初の試合では調子が良く見えたが、2試合目は悪くなっていた。どの試合でもいいプレーが見られるように、調子を取り戻す必要がある。試合は多くあり、メンバーのローテーション、また多くの負荷がかかっている選手を休ませるなどする必要がある。

・今日の3つの得点が認められなかったが、VARに関しコメントはあるか
→私は2つの場面を見返した。VARは判断の手助けを行うが、決定は審判が行う。審判が特に数ミリの議論からなるオフサイド判定から、身を守ることができるのはいいことだ。今日のVARは難しい局面だったと強調したい。一部の場面は判定の通り見えたが、一部は見えなかった。

・後半のVARに関して。判定中に時間が空くことで試合の流れに影響は無かったか。また2〜3日後に試合がある中で、選手の状態に関して満足しているか
→選手の状態に関しては、今後とても困難になっていくだろう。しかし選手たちはこの課題に向け準備をしてくれていると思う。我々は選手層も厚く、ローテーションも可能だ。誰かが満足に準備できていなければ、試合の感覚を得るために何試合かをプレーする必要がある。検証を行っていきながら、休息やプレー時間が少ない選手にチャンスを与えていく。
VARに触れると、今日のような回数は毎試合見られるものではないだろう。恐らく、ミスはどちらかのチーム一方へ影響を与えるものではない。審判はVARの助言に沿った自分の判断を評価できるようになれば、この問題は遥かに良くなるだろう。

・7月6日にクラスノダールとの試合があるが、ゼニトには4人警告を受けている選手がいる。選手選考をする際に、このことを考慮するか
→まだ次節のタンボフ戦が控えている。今最重要なのは次の試合だ。この試合に向け、準備していく。

リストに戻る