ゼニトは2020年6月1日付でセルゲイ・セマク監督の契約を延長することを発表しました。契約期間は2年間に加え、プラス1年間が結果に応じて追加となります。
セルゲイ・セマク氏は2010年8月にゼニトの選手になり、3年間の在籍期間で2度のロシア・プレミアリーグ優勝と1度のロシア・スーパーカップ優勝を果たしました。現役選手引退後はゼニトトップチームのコーチスタッフに入閣しました。
2014年3月11日にゼニト暫定監督になると(スパレッティ監督解任に伴い)、2試合を戦い、CSKAモスクワに0−1敗戦、ボルシアドルトムントに2−1で勝利をしています。
2014年8月にはロシア代表のコーチとなり、ファビオ・カペッロ氏の下で指導を行い、カペッロ氏解任後にはレオニード・スルツキー監督の下で代表指導に当たりました。
2014−15シーズンではアンドレ・ヴィアス=ボアス氏の下でコーチを務め、リーグ優勝を果たしています。
2016年12月30日、セマク氏はウファの監督に就任。2017−18シーズンをリーグ戦6位で終え、チーム最高順位を記録。またチーム初となるUEFAヨーロッパリーグの出場権を獲得しました。
そして2018年5月29日にゼニトの監督に就任。就任1年目でゼニトをリーグ優勝に導きました。
6月23日からいよいよ再開されるロシア・プレミアリーグ。長い中断期間を経て、セマク体制2年目の真価が問われます!