3月1日ロシア・プレミアリーグ第20節ゼニト対ロコモティフ・モスクワの試合が行われ、0−0の引き分けに終わりました。
ゼニト:0
ロコモティフ・モスクワ:0
GK
99 ルニョフ
DF
3 サントス
6 イヴァノヴィッチ
44 ラキツキー
15 カラヴァエフ
MF
5 バリオス
27 オズドエフ
8 マウコム
21 エロヒン→ 18 ジルコフ(77分)
91 ストルミン→ 14 クジャエフ(89分)
FW
11 ドリウッシ→ 7 アズムン(69分)
以下、セマク監督試合後のインタビュー
セマク監督:中断明け最初の公式戦で、難しい試合だった。多くの競り合いや白熱したシーンはあったが、ゴールチャンスは多くなかった。守備はいつも通りのプレーができたが、攻撃面では残念ながら少ないチャンス数で、ゴールに結びつけることはできなかった。今回は当然の結果と言える。勝つために努力したが、うまくいかなかった。
・ジューバの調子はどうか
→すぐに全体練習に合流し、トレーニングを始め、ピッチに復帰することを願っている。
・なぜ攻撃陣にドリウッシとエロヒンを起用したのか。他にどんな組み合わせを試したか
→他に試したことはない。攻撃的ポジションの選手には限りがある。もしリゴーニを起用できれば起用したかもしれないが、可能性としては無かった。起用のバリエーションはさほど多くない。
・マウコムのプレーに関してのコメントを。彼は本来のコンディションを取り戻せていたか
→マウコムは半年プレーしていなかった。今日の動きは良かったが、さらにより鋭さが増していくだろう。忘れてはならないのは、今日の対戦相手はリーグで最も強いチームのひとつであり、素晴らしいチームであったことだ。マウコムだけでなく、他の選手も自分自身のプレーをするのが簡単で無かったはずだ。
・正ゴールキーパーの選考について。ルニョフを起用した理由は。CSKAとのトレーニングマッチが影響を与えたか
→何も影響は受けていない。そもそもこれはシーズンの後半戦だ。我々には3人のGKがいる。コーチ陣はヴァシュチンもケルジャコフも、ルニョフも様子を観察した。合宿ではケルジャコフの調子が良かったためルニョフはプレーしなかった。しかし、合宿終盤の試合でルニョフは素晴らしいプレーを見せてくれたため、スタメンに起用した。しかし、選出はトレーニングマッチの結果ではなく、日々の練習を考慮してのものだ。
我々は練習試合を解析し、そこからどの選手を起用するかの判断を行なっている。
・クジャエフはコンディションを早く取り戻せるか。残りのシーズンで若手選手を見ることはできるか
→クジャエフは最近全体練習に参加し始めたところで、徐々にプレー機会を与えられるだろう。彼は才能のある選手なので、フィジカルコンディションは早々に取り戻していくだろう。実戦経験に関しては、何試合か必要だ。若手選手に言及すれば、チャンスはある。近いうちに誰かしらは見られるはずだ。
・試合前に監督の契約更新を示唆するサポーターのパフォーマンスがあったが、契約を更新するには何をする必要があるか
→全て順調だ。仕事は平行に進んでいる。私の使命は責任を果たしことだ。契約に関して話すとすれば、近いうちに膝を付き合わせて話し合われるだろう。すでにメドヴェージェフ会長とは話し合いをしている。クラブからの提案はあるが、試合を前に目を逸らすことはしたくなかった。近いうちに審議されるだろう。それは問題ではない。サポーターのパフォーマンスに関しては、彼らに感謝を伝えたい。あれは忘れることはできないだろう。とても感謝している。
・前日会見ではアズムンは出場の準備ができていると監督は語っていたが、なぜ先発出場しなかったのか
→なぜなら練習を1日休んでいるからだ。アズムンは具合が悪く、大事を取ることが大切だった。我々は何分プレーできるかを彼と話し合った。アズムンはプレーすることを強く望んでいており、彼の決断には敬意を評したい。彼は自分がプレーできるだけの時間をプレーしてくれた。そのことに感謝したい。またジューバは発熱を伴って練習をしていた。選手たちは骨惜しみせず、闘志に燃えている。彼らの姿勢にとても満足している。
・ホーム試合が3試合連続で行われるが、これは優勝争いに優位に働くか
→語るのは難しい。もし勝ち点が取れるなら、それは優勢になるだろう。ホームで試合が行えるのはやりやすいが、ただ試合をするだけでは足りず、勝利を挙げなくてはならない。