セマク監督合宿出発前のインタビュー
追加 | 筆者 Yoshiki Kato | コメント
セマク監督合宿出発前のインタビュー

ゼニト第一回目の冬季合宿を前に、セマク監督がクラブのインタビューに応じました。

・合宿中のチームの課題は何か。
→我々は選手のメディカルチェック結果を鑑み、選手のフィジカル面の状態を整理し、テストを行なっていきたいと考えている。これが第一回目の合宿の課題だ。また合宿後半に選手たちには、実戦練習の機会を与えられそうだ。すでに1月25日のトレーニングマッチとその対戦相手は決定している。21日にもトレーニングマッチを検討している。

・公式戦が1ヶ月半後に控える中で、どんな修正を行うのか。
→もちろん、昨シーズンのような補強は行わない。よりスムーズにチームを組み立てていくことを試みていく。しかしいずれにせよ、第二回、三回の合宿で試合勘を取り戻していきたい。

・合宿にクラネヴィッテルが参加していない理由に関して。
→彼は自分の決断をした。様子を見てみよう。彼は私とクラブ首脳陣にコンタクトを取れる。クラネヴィッテルに移籍の選択肢があるならば、彼はそれを利用するだろう。我々の合宿への合流に関しては、彼の代理人からの情報を待ってみようと思う。

・ココリンとマウコムの復帰に関して。
→ココリンは全体合流が可能だ。一方、マウコムは練習の一部をまずは熟していくだろう。時間はある。我々はスムーズに彼を全体練習に合流できるよう働きかけていく。恐らく、合宿終盤には全体練習で100%の練習量を熟せているだろう。マウコムの練習は一部分チームと、また一部分は個人練習という風になる。しかし特段大きな問題は我々にはない。

・マウコムとココリンをどう共存させるかという声が出ているのではないか
。合宿中、新しい布陣を試すことはあるか。
→今後見ていこうと思う。その話をするには早いと思うがね。アイディアはあるが、どの布陣を起用するかなどの話をするのは時期尚早だと思う。マウコムとココリンを完全に戦力として考えられる時には、フォーメーションを変更する可能性を見いだせるかもしれない。

・マンマナの状態に関して。
→彼は現在、リハビリのレッスンに通っている。今回の合宿には参加できないが、2回目の合宿はもしかすると合流できると思っている。彼にはまだ長い治療プロセスがあり、個人練習からのスタートになるだろう。

・合宿には若い選手も参加している。これは若手選手がトップチームと共に練習をするためか。あるいはリーグ後半戦に向け、しっかりと見ておきたい選手たちだからか。
→チームを編成していくにあたり、様々な要因が起因している。まずムサエフに関して言うと、彼にはチャンスが多く残っている。ヴァラビエフは我々が注目している選手だ。定期的にトップチームの練習や試合に招集している。将来が楽しみな若い選手だ。カプレンコに関して触れると、この時期にあのポジションの選手は練習やトレーニングマッチに必要になる。彼と彼のポジションに注目していこう。ルダコフは、プレー経験を積むために他のクラブでのプレーの可能性もある。またゼニトにはすでに3名のGKがいる。私は彼をよく理解している。だが長く会えていない。近く彼の将来に関し、話し合うことだろう。


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