UEFAチャンピオンズリーググループステージ第6節ベンフィカ対ゼニト戦 結果
追加 | 筆者 Yoshiki Kato | コメント
UEFAチャンピオンズリーググループステージ第6節ベンフィカ対ゼニト戦 結果

12月10日UEFAチャンピオンズリーググループステージ第6節ベンフィカ対ゼニトの試合が行われ、3−0でベンフィカが勝利しました。

ベンフィカ:3(47分セルビ、58分ピッツィ、79分オウンゴール)
ゼニト:0

GK
41 ケルジャコフ

DF
3 サントス
6 イヴァノヴィッチ
4 オソリオ
15 カラヴァエフ

MF
5 バリオス
27 オズドエフ→ 19 スモリニコフ(60分)
17 シャトフ→ 20 マク(89分)
21 エロヒン→ 91 ストルミン(65分)

FW
7 アズムン
22 ジューバ

以下、セマク監督試合後のインタビュー

セマク監督:前半は組織だったプレーができていた。しかし後半は早い失点をしてしまった。サントスの退場も試合に大きく影響した。数的不利はとても困難だった。

・前半はいつものプレーだったが、後半は悪夢のような試合だった。選手たちはハーフタイム中に他会場の結果を聞いていたのか。
→他会場の結果で油断することはない。問題は犯したミスにある。1、2失点を喫し、数的不利になった。アウェイでこのような強豪と戦う中で、何かに期待するのは難しい。

・他会場の試合結果は試合に影響したか。
→それはない。他会場の試合結果に因果関係を見つけることはできない。問題は我々のミスと失点にある。

・今日のこの結果はベンフィカの功績か、あるいはゼニトの力不足か。
→もちろん我々のミスが大きい。しかし、ベンフィカを称賛しなくてはならない。我々はベンフィカがやりたいプレーをするためのチャンスを攻撃陣に与えてしまっていた。

・この結果は「破滅」と言われているが、その意見には賛成か。
→もちろん、この結果は我々にとって好ましくないものだが、破滅とまではいかない。チャンピオンズリーグに長く出場していない中で、困難な状況が起きることは理解していた。我々はグループステージ突破のために全ての力を出し切った。しかし、残念ながら目標は達成できなかった。来シーズンに向け準備を行い、より強くなって大会に戻ってきたい。

・今日の試合、主力4名がプレーしなかった。どのポジションが最も不足していたか。
→もちろん、ラキツキーの存在は大きい。しかし他のポジションの選手たちも球際でうまくいかず、多くの簡単なミスを犯していた。

・今大会のゼニトの出来はどうだったか。歴史上、勝ち点7で最下位のチームは5チームしかないがそのことについて。
→勝ち点に関しては、とても悪い結果というわけではない。しかし、ベスト16やELに進むにはポイントが足りなかった。不満はある。突破のチャンスはあったのだからね。そのチャンスを生かすことができなかった。その結果がこれだ。しかし、戦い続けるつもりだ。偶発的なことなど、何も起きていないのだ。これを教訓に来シーズンはグループステージ突破をするために、働きかけ続けていきたい。

・冬季合宿に関し、変更はありそうか。
→もちろんあるだろう。キャンプは3回行う予定だ。

・冬季休暇の延長はありそうか。
→その予定はない。プラン通りに動くつもりだ。

4年ぶりの挑戦となったUEFAチャンピオンズリーグでしたが、ゼニトは2勝1分け3敗で勝ち点7。
得失点差などの要因で、グループG最下位で大会を終えました。
今節グループステージ突破の可能性も大きくあったゼニトでしたが、苦手とするアウェイゲームで大敗を喫してしまい、実力・経験値の差を痛感しました。
今シーズンのヨーロッパの戦いは終了しましたが、来シーズン必ずやこの雪辱を晴らしてくれるはずです。
2019年最後の試合がこのような結果になり誠に残念ですが、2020年もゼニトを応援していただければ幸いです。

ダヴァイ、ゼニト!

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