ロシア・プレミアリーグ第19節ゼニト対ディナモ・モスクワ戦 結果
追加 | 筆者 Yoshiki Kato | コメント
ロシア・プレミアリーグ第19節ゼニト対ディナモ・モスクワ戦 結果

12月6日ロシア・プレミアリーグ第19節ゼニト対ディナモ・モスクワの試合が行われ、3−0でゼニトが勝利しました!!

ゼニト:3(6分アズムン、35分イヴァノヴィッチ 、45分ジューバ)
ディナモ・モスクワ:0

GK
41 ケルジャコフ

DF
3 サントス
6 イヴァノヴィッチ⚽️→ 4 オソリオ(61分)
44 ラキツキー
15 カラヴァエフ

MF
5 バリオス→ 38 ムサエフ(81分)
27 オズドエフ
17 シャトフ

FW
7 アズムン⚽️
22 ジューバ⚽️→ 32 クラネヴィッテル(74分)
11 ドリウッシ

以下、セマク監督試合後のインタビュー

セマク監督:素晴らしい試合になった。サポーターを祝うとともに、中断期間と新年を前にポジティブな気持ちで喜んでもらいたかった。
試合に関しては、ミスはいつもの如く生じたが、うまく立て直し、素晴らしいプレーをして、多くのチャンスを作り出した。サポーターとチームを祝いたい。今年最後の試合(ベンフィカ戦)に向けて準備を進めていく。そのあとは、いつ、何に対して準備を始めるか、考えていこうと思う。

・ディナモはこの試合まで悪くない結果を残していた。このような差がついたのは何が影響しているか。どんな弱点を見出したのか。
→ディナモは良いチームで、攻撃陣もレベルが高い。我々のチームは、よくやってのけた。何が影響しただろうか。我々はより良くうまくプレーし、危険な場面を作り出し、正しく試合へ向けて準備した。選手数と選手コンディションにより頻繁に生じる問題点を理解していた。毎試合で最善を尽くすために。高いレベルで気持ちを鼓舞するのは困難なことだが、今日も我々の選手は素晴らしく、勝つにふさわしいプレーだった。

・昨シーズンのゼニトは中断まで体力がもたなかった。しかし、今シーズンは全てにおいて上回っている。昨シーズンの方が難しい大会だったのか。
→昨シーズンも中断期間時、我々は首位に立っていた。そして今シーズンも同様だ。ただルビン戦のような試合も時々起こる。アルセナル戦も別の結果になっていたかもしれない。私はゼニトが悪いプレーをしているとは言えない。ただ、チャンスを決めきれずにいただけだ。

・クラネヴィッテルが後半出場したのはなぜか。リーグ後半戦も彼を戦力として考えているのか。
→なぜなら彼は良い準備を練習でしているからだ。これまではバリオスが機会を与えなかった。それ以外にも、我々にはレギュラー争いがあり、どの選手もスターティングメンバーの権利を勝ち取っている。今日の試合では、バリオス、ジューバ、イヴァノヴィッチといった多くプレーしている選手に少しだけ休みを与えた。私はクラネヴィッテルの仕事に対する姿勢やプロ精神に満足している。これは自分の仕事に対しどう接するべきかという手本のようなものだ。冬に何が起こるか見てみよう。もちろん、彼がプレーしたがっているのは理解している。

・このようなロコモティフとの勝ち点差は、シーズンの優勝をほぼ決定づけると感じさせるものではないか。
→「ほぼ」という言葉は存在しない。ミッションは達成する必要があるし、それに向け、前進するのみだ。大きな勝ち点差は喜べるものだが、サポーターと自らのために各試合に向け準備し、試合に対し強い気持ちを向ける必要がある。我々は試合の結果、チームのプレーのために働いているからね。

・クラネヴィッテルの他に、シーズン後半戦に関する問題がある選手はいるか。
→いない。後半戦に対する疑問はない。もしプレー時間を得るために、チームを離れる希望がある選手がいるならば、そのオファーを吟味するだろう。私は選手の後押しをすることに努力する立場にいる。もしシーズン後に契約が切れる選手がいるならば、その質問は私でなくクラブ側にするべきだ。なぜなら、私との契約も今シーズンで満了を迎えるからだ。

・チャンピオンズリーグのベンフィカ戦に関して。
→自分たちの仕事をするまでだ。状況は難しく、全てが我々に起因するものではない。選手たちは長い期間チャンピオンズリーグに出場していなかったなかで、勝ち点7を勝ち取っている。リスボンでより良くプレーするために、全てのことをやるつもりだ。ただ全てが我々に委ねられているわけでもない。他のチームの試合状況も見ていきたい。

・ムサエフの今後の去就に関して。
→ムサエフとプロヒンは最初の冬合宿に参加する。その後、チーム内での変化を見ていきたい。もしムサエフを起用する機会があるのなら、彼が今後チームの重要な役割を担えるようにするために彼を起用するだろう。高いレベルでの出場機会を得る必要が彼にはある。そして私が思うに、彼は全てを成し遂げられるはずだ。

2019年最後のホームゲームを勝利で終えることができたゼニト。2位クラスノダールとの勝ち点差は10に広がり、首位のままリーグ冬季中断期間に突入します。

そして2019年を締めくくる運命のUEFAチャンピオンズリーグ ベンフィカ戦は12月11日日本時間早朝5:00キックオフ!!
アウェイの地で勝利を収め、ベスト16へと駒を進めたいゼニト。是非みなさん応援ください!!

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