ロシア・プレミアリーグ第18節ゼニト対スパルタク・モスクワ戦 結果
追加 | 筆者 Yoshiki Kato | コメント
ロシア・プレミアリーグ第18節ゼニト対スパルタク・モスクワ戦 結果

12月1日ロシア・プレミアリーグ第18節ゼニト対スパルタク・モスクワの試合が行われ、1−0でゼニトが勝利しました!!

ゼニト:1(21分オウンゴール)
スパルタク・モスクワ:0

GK
41 ケルジャコフ

DF
3 サントス
6 イヴァノヴィッチ
44 ラキツキー
15 カラヴァエフ

MF
5 バリオス
27 オズドエフ
17 シャトフ→21 エロヒン(56分)

FW
7 アズムン⚽️→91 ストルミン(63分)
22 ジューバ⚽️
11 ドリウッシ→38 ムサエフ(90分)

以下、セマク監督試合後のインタビュー

セマク監督:サポーターとチームを祝いたい。大事な、必要不可欠な、そして難しい勝利だった。前半はクオリティ面ではうまくいっており、追加点をあげることもできた。後半は残念ながらオズドエフの交代により、状況が変わってしまい、守備に専念せざるを得なかった。しかしそれでも、ゴールチャンスを作れていた。素晴らしい結果を掴むことができて嬉しく思う。

・なぜクジャエフもジルコフもベンチ入りしなかったのか。シャトフのプレーに関して。
→シャトフは悪くないプレーをしてくれた。約1ヶ月、彼はプレーできていなかった。今日の試合、スパルタクは5バックを敷いてくることを想定に、ボールを持ち、中央でプレーできる選手を我々は必要としていた。シャトフは最高のコンディションとは言えない中で、チームのために有益なプレーをしてくれた。
クジャエフは筋肉系の問題を抱えている。前節の後から、ある違和感を感じている。次節までにクジャエフが回復することを願っている。
ジルコフは、代表戦でダメージを負っていた。スパルタク戦の2日前の練習で再び不調を訴え、欠場となった。この試合で二人を起用できなかったのは非常に残念だ。

・ストルミンはこの試合多くの出場時間を得たが、彼のプレーに関して。
→ストルミンは良いプレーを見せてくれた。ここ最近の出場試合や練習でも彼は良い調子でプレーしている。今日の試合状況で、守備と攻撃にしっかり参加し、サイドでプレーできる選手を必要としていた。彼はその通りプレーしてくれた。

・オズドエフの退場に関して。あの場面で何が起きたのか。
→前半は走り抜いた時に小さな接触があった。レフリーはカードを提示したが、そこまでのファールではなかった。攻撃をブロックしたに過ぎない。あのような場面でレフリーはカードを提示することもあれば、提示しないこともある。2枚目のカードは、私の目からすればアンラッキーな出来事だ。試合後だから言えるが、あのような場面が試合中10回はあった。1対1の空中戦で選手たちは自然と飛び出し、手が前に出てしまう。自分の体に腕を固定したまま、競るなんて不可能だ。あのような不運な判定は時々起こってしまう。
もちろん、退場後にボールを支配するゲームプランに変更した。かつ、体力も有限だからね。数的不利で守り続けるのは困難ではあったが、我々はこの局面を切り抜けられると思っていた。

・スパルタクの陣形に対し、3バックシステムを取るアイディアは無かったか。なぜ前半、ボールコントロールをする戦術を実行したのか。
→ボールコントロールに関しては、スパルタクの速攻のチャンスを奪うためだ。前半2度のチャンスが彼らにあったが、上手く対処することで、試合の流れをコントロールできた。人数的にも同じだったし、その点からもうまく試合を運ぶことができた。後半はスパルタク側に速攻のチャンスがなかった。その点から、難なくプレーできていたと思うが、あることに対し、働きかける必要があった。我々は自分たちの弱点を理解しているが、それを公言することはない。我々は攻撃・守備面でうまくいくために何を加えるべきかを理解するために、データを集めていくつもりだ。
3バックシステムに関しては、そのアイディアは今日なかった。いつも相手チームを調べるが、我々のサイドバック一人を起用することで、スパルタクの攻撃陣を対処できるという風に見られた。スパルタクは守備では5−3−2の陣形を取り、攻撃時は5−2−1−2の陣形でプレーしていた。そのため今日のシステムが効果的だったのだ。

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