各メディアが報道した、クラスノダール戦でのゼニトサポーターによる人種差別疑惑に関し、ゼニトは以下の通り、公式声明を発表しました。

以下、ゼニトの公式声明

ゼニトは8月3日のクラスノダール戦にて、数人のサポーターたちによって掲げられた横断幕「首脳陣達よ、伝統を守ってくれてありがとう(Спасибо руковостсу за верность традициям）」のニュアンスが、メディアによる誤報によって、根拠のない誤った結果になっていることを認知しています。

ゼニトには、バックグラウンド、民族性や国籍に関係なく、世界中から最高の選手たちをクラブに迎え入れてきた、長年の経験があります。またクラブは長きに渡り、反レイシズム、包摂性、平等を支援する運動を評価しており、それらは現在もそして将来に渡っても継続していきます。

それと同時に、海外のメディアやサッカーチームを含む様々な人々が、この件に関し、誤った報道したことに対し、ゼニトは深い遺憾の意を表します。また誤って報じた人々が、今後、名誉毀損に値するような発言や報道を行う前に、しっかりとしたファクトチェックをすることを願っています。

ゼニトは、このような誤解を持っている人たちが、ゼニトの試合をサンクトペテルブルクで観戦することで、FIFAワールドカップロシア大会中やその他の国際大会、イベント等で見受けられたような、最高のホスピタリティを体験できることを嬉しく思っています。