ロシア・プレミアリーグ第21節 ゼニト対オレンブルク 試合結果
追加 | 筆者 Yoshiki Kato | コメント
ロシア・プレミアリーグ第21節 ゼニト対オレンブルク 試合結果

3月31日ロシア・プレミアリーグ第21節ゼニト対オレンブルクの試合が行われ、3−1でゼニトが勝利しました!!

ゼニト:3(48分、88分アズムン、81分ラキツキー)
オレンブルク1:(34分ストルミン)

GK
99ルニョフ

DF
2 アニュコフ
6 イヴァノヴィッチ
44 ラキツキー⚽️
18 ジルコフ

MF
27 オズドエフ
25 バリオス
24 リゴーニ→20 マク(73分)

FW
11ドリウッシ→16 ノボア(87分)
7 アズムン⚽️⚽️
22 ジューバ→ 29 ザボロトニ(88分)

以下、試合後のセマク監督インタビュー

セマク監督:オレンブルクとの試合は常に難しいものになる。今日の試合も例外なく厳しい試合になった。代表招集された選手は、この中断期間で体力的にもメンタル的にも疲労が見られたため、その点がこの試合では懸念された。前半はスピードと気持ちの面で足りていなかった。守備の面では物足りなさを感じる。愚かなミスからチャンスを作られてしまっていた。ハーフタイムで多少の修正はできた。後半は動き、ゲームの運び、メンタル、どれも求めたものだった。勝ち点3を得ることができて良かった。毎回になるがサポーターに感謝を伝えたい。またリーグ戦首位で今節も終えることができた。次の試合に向け、準備をしていきたい。

・3バックシステムを布く対戦相手にどのように戦っていくか?
→5バックを布く対戦相手と戦うのと同じように、優れた技術が必要になる。1対1で勝てる選手やボールをうまくコントロールできる選手が必要だ。順位表上位にいるチームは、この問題にぶつかっていることだろう。オレンブルクはミスも少なく、よく研究した経験あるチームだ。しかし、我々は3ゴール奪い、場合によってはもっと得点できた。大量得点で勝ち得た勝利だ。どのチームもどのチームと当たっても厳しい戦いになる。国内リーグに結果を簡単に予想できる試合などない。どのチームも勝利するために努力している。簡単な試合などないことを、全ての試合が訴えている。

・ラキツキーは今日のようなフリーキックを継続的に打てるのか。それと偶然の一発なのか。
→彼は打てる。しかし、偶然のキックだと言っておいたほうが良いだろう。今日のフリーキックは見事だった。

・攻撃は右サイドに寄っている傾向がある。ドリウッシは左サイドに固定されておらず、中央や右サイドにいることもあるが、どのような指示をしたのか?
→後半、ドリウッシは自分のサイドに残りプレーしていた。前半は中央へ入る必要があったが、求めていたようなプレーはできなかった。後半は少し立て直し、ジルコフのように広がってプレーするようになった。ドリウッシを中央に移したのは、前半に中央で人が不足していたからだ。

・ストルミンのプレーに関して。ゼニトでもプレーできそうか?
→我々は昔、彼のプレーをよく見ていた。私の好きな選手だ。彼はゼニトで活躍できるかもしれない。何かしらの話し合いが始まる可能性もあるが、それはもう少し待ってからになるだろう。彼はオレンブルクの攻撃でキープレーヤーの一人だ。いいシーズンを送っているね。

・今日の試合、ルニョフへのパスはほとんどなかった。ゲームの流れがそのようにしたのか、あるいは別の方法で前に攻め入ることに決めたのか?
→前へ向かうために、動きがどのように起こるのかを考えなくてはならない。ルニョフに関して言えば、この試合では長くボールをこちらが保持し、オレンブルクの高い位置からプレッシングは少なかった。
ボールのコントロールは、自陣ゴールから離れたところで行ったが、これは攻撃を創り出す際に、GKの足元の技術を必要としていないこととは関係はない。

・ゼニトはここ最近先制を許し続けている。理由は何か?
→良くないデータだ。誰も先に失点したくないものだ。これは、規律が不十分であり、また相手にカウンターを許しながらプレーしているということを証明しているようなものだ。修正、検証をし、将来的に改善されることを願っている。

ゼニトは今節終了時点で勝ち点44と首位独走!!2位ロコモティフ・モスクワとの勝ち点差は6となっています!!

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