UEFAヨーロッパリーグラウンド16 2ndレグ ビジャレアル対ゼニト結果
追加 | 筆者 Yoshiki Kato | コメント
UEFAヨーロッパリーグラウンド16 2ndレグ ビジャレアル対ゼニト結果

3月14日、UEFAヨーロッパリーグラウンド16 2ndレグ ビジャレアル対ゼニトの試合が行われ、2−1ビジャレアルが勝利。2試合合計5−2となり、ゼニトはベスト16で大会敗退となりました。

ビジャレアル:2(29分モレノ、47分バッカ)
ゼニト:1(90分イヴァノヴィッチ)

GK
99 ルニョフ→ 40 ケルジャコフ(64分)

DF
6 イヴァノヴィッチ⚽️
30 マンマナ
19 スモリニコフ
44 ラキツキー

MF
33 エルナニ
27 オズドエフ
25 バリオス→8 クラネヴィッテル(46分)
17 シャトフ

FW
11 ドリウッシ
7 アズムン→20 マク(71分)

以下、セマク監督インタビュー(抜粋版)

セマク:前半は積極的に試合に入ろうと試みた。しかし、残念ながら我々はチャンスをものにすることはできず、失点をしてしまった。失点が我々にとって流れを大きく変えてしまった。2失点目は我々の希望を吹き消してしまうものだった。最後の最後にゴールを決めることはできたが、1点では足りなかった。これでヨーロッパでの挑戦は残念ながら幕を閉じた。

・ルニョフに何があったのか?ジューバはなぜ控えにも入らなかったのか?彼らはスパルタク戦でプレーするのか?
→ジューバはウファ戦の後に問題を抱えていた。ドクターの判断で、彼はベンチに入らなかった。スパルタク戦までには問題が解決できるように願っている。バリオスに関しても、同様に体調面から交代をした。ルニョフに関しても同様の理由だ。明日の検査後に彼らがスパルタク戦に出場できるかどうかに関し、言及できるだろう。

・試合開始直後はビジャレアルから得点を奪えそうだったが、その後何がチームに起きたのか?
→このラウンドでビジャレアルを倒すために、我々レベルのチームには少しの運が必要となってくる。だが、運は我々側にはなかったようだ。ペテルブルクでも、今日の試合でも別の結果になっていたかもしれない。前半は希望も見え、アクティブにプレーし、チャンスを作り出したが、チャンスをものにする必要があった。フットボールではゴールを決めた方が勝者だ。0−2から試合をひっくり返すのは、とても困難なことだ。

・11年前、ゼニトはより強かったビジャレアルに勝利している。しかし今回は逆の結果になった。この点に何かコメントはあるか?
→11年間の空白があるので、比べることは難しい。あえて言うなら、何かが今回は足りなかった。ヨーロッパリーグの選手登録も含め、我々はいくつか問題を抱えており、その中で我々はバランスを取ろうと努力している。このベスト16という結果は決して悪くはないが、成長の余地はある。このレベルになると、夢のような出来事を期待するのは難しい。選手たちは良くやってくれたと思う。試合をひっくり返し、勝利を掴みとりたかった。前半で得点を匂わせた時、我々はとても積極的にプレーできていた。しかし、再度言及すると、同点にするには得点を決める必要があった。ペテルブルクでの試合に関してもそうだ。それがフットボールだ。

・今日のゼニトは3バックで、左サイドはエルナニがカバーしていた。なぜこのようなシステムにしたのか。
→エルナニに関して言えば、あのポジションで出ることはあまり多くない。今日の試合でエルナニとナビウリン、どちらを起用するか考えた時、エルナニはより攻撃的で背も高く、ロングシュートも放てることから、彼を起用した。攻撃的なポテンシャルという観点から、彼はチームに必要だった。
3バックについて触れると、積極的に攻めることが必要で、スリートップを敷いた相手からゴールされないようにするためだった。ただ問題は全ての選手がこのシステムに慣れていなかったことだ。前半を評価すると、ボールはコントロールできていて、チャンスも作り出していた。しかし、ゴールだけが遠かった。

・選手選考に問題あったか?
→問題はなかった。我々は過密な日程で戦っている。選手のフィジカル状態を考慮から外し、できることを全力でやる必要がある。選手選考は特段大きなものではない。

ベスト16でヨーロッパリーグ敗退となってしまったゼニト。ヨーロッパの高いレベルの差を感じる結果となってしまいました。

さて、3月17日(日)はリーグ戦スパルタク・モスクワ対ゼニト!!
ヨーロッパリーグでの悔しさを、ライバルとの戦いで晴らせるのか!!

リーグ後半戦注目の一戦をぜひお見逃しなく!!

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