クラブ経営首脳陣がクラブハウスへ表敬訪問
追加 | 筆者 Yoshiki Kato | コメント
クラブ経営首脳陣がクラブハウスへ表敬訪問

クラブ体制変更に伴い、ガスプロム会長アレクセイ・ミレル氏がエレーナ・イリューヒン取締役会議長、アレクサンドル・メドヴェージェフ会長、セルゲイ・フルセンコ前会長、そしてロシアサッカー協会新会長アレクサンドル・デュコフ氏と共に、ゼニトのクラブハウスを表敬訪問し、挨拶を行いました。

(左からデュコフ氏(ロシアサッカー協会会長)、ミレル氏(ガスプロム会長)、メドヴェージェフ氏(ゼニト会長)、イリューヒン氏(ゼニト取締役会議長)、フルセンコ氏(前ゼニト会長))

ミレル氏:この度、デュコフ氏はロシアサッカー協会の会長に選出された。彼の新しい仕事における成功を願っている。またこれにより、デュコフ氏はゼニト取締役会議長の仕事を職務が行えなくなってしまった。
そこでイリューヒン氏を取締役議長に任命した。株主会でも彼女を推薦する声が上がっていた。彼女は取締役会のメンバーになって数年経つが、彼女は職務にすっかりと慣れ、クラブの仕事の中心にいる。

イリューヒン氏は、ペテルブルクでとても著名な人物だ。彼女の功績は、多く語ることができるが、その中で私は「ラフタ・センター」建設の指揮を彼女が取ったことに触れたい。これはガスプロムの新しいオフィスで、高さ462mとロシアおよびヨーロッパで最も高い建造物となった。

セルゲイ・フルセンコ氏はガスプロムバンクに異動し、副社長としての業務とクラブ取締役会で銀行を代表してもらう。フルセンコ氏はクラブでの業務で全力を尽くしてくれた。彼の指揮の下、ゼニトは初めてのリーグ優勝、UEFAカップ優勝、UEFAスーパーカップ優勝を成し遂げた。これにより、ゼニトは新たなレベルへと昇った。私たちはさらなる発展を続けていくだろう。

アレクサンドル・メドヴェージェフ氏はロシアとペテルブルクのスポーツ界に広く通じた人物だ。彼の参加の下で設立されたKHL(コンチネンタル・ホッケー・リーグ)は、今や多くのスポーツ団体の手本となっている。そのほかに、彼はホッケーチームSKAサンクトペテルブルクを指導し、取締役になっている。彼はスポーツ経営に精通している人物だ。間違いなく、メドヴェージェフ氏にとってこれは新しい挑戦だが、この重大で責任ある職務における彼の成功を心から願っている。

「さあ、仕事を続けよう!」(ガスプロム社の掛け声)

デュコフ氏:共に仕事ができたこと、本当に感謝したい。とても楽しい時間を過ごせ、多くの素晴らしい思い出を経験できた。喜ばしい時間、素晴らしい勝利があったが、同時に失望することもあった。しかし重要なのは、無関心ではなかったことだ。我々は常に隣にいて、どんな時も助け合い、鼓舞し合えたことは大事なことだ。

セルゲイ・フルセンコ氏:心から全ての関係者に感謝したい。セマク監督の成功と、栄光、そして優勝を願っている。チームは監督を支えてくれると私は信じている。

エレーナ・イリューヒン氏:私の心はいつもゼニトと共にあります。私の人生のモットーは「成功は決定的ではなく、失敗は致命的ではない」(ウィンストン・チャーチルの言葉)です。意味はただ前へ進むことです。常に、一緒に前進しましょう!


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