DFラキツキー、ゼニト移籍に関するインタビュー
追加 | 筆者 Yoshiki Kato | コメント
DFラキツキー、ゼニト移籍に関するインタビュー

ゼニトに新加入したDFラキツキーがロシアのテレビ番組のインタビューに応え、ゼニト移籍に関して語りました。

・移籍の決断に関して
→セマク監督が電話をしてくれて、「ゼニトでプレーしたいか」と聞いてくれた。僕は「喜んで」と答えたよ。それは1月の初めの出来事だった。チーム内の交流は、みんなサッカーができるから、お互いを理解するのは容易だった。それにみんな、ユーモアがあるからね。新人歓迎のトンネルも良かったよ。全員とよく話しているけど、移籍するまではティモシュクコーチしか知り合いはいなかった。ジューバは、チームのリーダーで、ユーモアのある男だ。彼とは楽しく接しているよ。シャフタールでは、こんなお喋りキャラじゃなかったよ。

・ゼニトでの初めての試合に関して
→セマク監督はゲームのスタイルを説明してくれた。僕はすぐに理解し、監督が求めていることを実現するために、ピッチ上で努力したよ。ゼニトの選手たちは、みんな非常に優れたプロフェッショナルだ。彼らからいくつかアドバイスをもらったよ。なのでピッチ上でチームに適応するのは、難しくはなかった。どう新しいパートナー達とプレーする必要があるのかを、少しずつ理解しているところだ。大きな問題は無いし、どんどん良くなっていくと思う。

・ポジションについて
→僕のポジションは一つ。左センターバックだ。加入までセマク監督と話したことは、移籍の可能性についてだけだった。ポジションに関しては話し合っていない。

・加入に関して
→シャフタールを去る時がようやく来たと思ったよ。移籍シーズンの度に、僕のところにオファーが来て、毎回色々考えるんだ。しかし今回の決断は、100%自信がある。ゼニトは偉大なクラブだ。サンクトペテルブルクは素晴らしい街だ。ゼニトのため、ペテルブルクのために戦うよ。

・シャフタールに関して
→チームがドネツクを去る時(ウクライナ内部の紛争により)、選手、サポーターはショックを受けた。クラブへのストレスは大きかった。ハリコフやキエフと、様々な街を転々としたよ。我々は多くのものを失った。素晴らしいスタジアムも最高のサポーターも。サポーターはチームを本当に愛しているんだ。今は試合をしに多くの街には行かなくなった。でも、今のウクライナはサッカーどころではないよ。
 僕はシャフタールのアカデミー出身だ。僕の心はシャフタールのものさ。ドネツクが僕を鍛えてくれた。もしクラブのユニフォームを着たならば、最後まで戦わなければならない。痛みや疲れを感じていてもだ。ピッチ上では残らず全て自分を出しきらねばならない。勝利のためにね。

・ガスプロム・アリーナとゼニトサポーターに関して
→スタジアムはまだテレビでしか見たことがない。もちろんたくさんのサポーターで埋まったあのスタジアムで試合することを心待ちにしているよ。ペテルブルクは美しい街だ。クラシックな街とも言えるね。合宿後に妻と街を散歩したいよ。
僕はどんなクラブに移籍したのかを理解している。ゼニトには多くの歴史があること、そしてサポーターが何を欲しているのか、これらのこともわかっている。チームの勝利のために、僕は全力を尽くすことを約束する。ゼニトには素晴らしいサポーターがいる。彼らのために全力を尽くさねばならない。

・目標について
→ゼニトが勝つために、高いレベルのプレーを見せていきたい。自分のプレーに賞賛をもらえたらいいね。サポーターからのリスペクトのために、僕は戦うよ。

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