12月9日、ロシア・プレミアリーグ第17節ゼニト対ルビンカザンの試合が行われ、1−2でルビンカザンが勝利しました。
ゼニト:1(59分パレデス(PK))
ルビンカザン:2(8分、50分ソロキン)
GK
99 ルニョフ
DF
2 アニュコフ
6 イヴァノヴィッチ
13 ネト
MF
5 パレデス⚽️
14 クジャエフ
20 マク→29 ザボロトニ(55分)
21 エロヒン→10 マルキージオ(65分)
33 エルナニ
17 シャトフ
FW
11 ドリウッシ
セマク監督:予期したことが起こってしまった。試合は難しいものだった。ルビンは我々のミスを狙っていた。次から次へとそれは起きた。2点ビハインドから試合を戻すのは難しいことであったが、可能なことでもあった。1点返し、チャンスはまだあった。難しい試合の中で、反撃の意思を見せ、試合を別の方向に戻そうと努力してくれた選手は、大変素晴らしかった。結果は満足できるものでない。連敗になってしまった。おかしなミスを2試合続けてしたことは、試合結果に影響を及ぼしている。失点後に力を集めるのは大変なことだ。今日はこのような試合になってしまったが、次の試合に向け準備を進めていく。
・ザボロトニではなく、シャトフが先発だった理由は?
→我々にはルビンよりも背の高い選手がいた。また足の速い選手がよりアクティブにプレーするサッカーをやりたかった。前半、全く速攻を作り出すことはできなかった。後半は改善され、見違えるようなプレーができていた。
・今日のルニョフは自信がなさそうだったが、どう評価するか?
→彼がミスをしたのはこれが2試合目だ。難しいシーズンとなり、恐らく精神的な疲労が蓄積し、彼には似合わないミスを犯してしまっているのだろう。
・ジューバの欠場は、プラハ遠征は外れると考えて良いか?
→怪我の再発により、今日彼はプレーできなかった。プラハ遠征に関してはこれから考えるが、その可能性もある。
・試合終盤、イヴァノヴィッチがジューバの代役を務めていた。これは苦肉の策だったか。あるいは作戦のうちか?
→多くの攻撃的ポテンシャルが、ピッチ上の存在している。プレッシャーを強めるために、何か追加でやらなければならない。3バックでプレーするアイディアはなく、2バックでプレーをした。残念ながら、このことから何かを生み出すことはできなかったが、イヴァノヴィッチは攻撃にアクセントを加えてくれた。
・エロヒンの状態に関して。怪我は深刻なものか?
→様子を見てみるしかない。一発退場になるようなファールだった。とても危険なプレーだった。故障をもたらす大きなリスクのあるものだった。とても嫌な場面であった。怪我が深刻なものでないことを祈っている。
・リーグ前半を終えての評価は?
→チームはリーグ戦1位で折り返し、またヨーロッパリーグもグループ1位である。評価は私へのものでないことは明確だ。もっとよくプレーできた分、後悔する点はある。いい試合もあれば、悪いものもあった。問題点を考慮すると、驚きのない結果だと思う。
・パレデスとイヴァノヴィッチの移籍報道に関して。冬の移籍市場に関して。
→パレデスとイヴァノヴィッチに関しては、噂も公式情報もない。彼らは、他の残りの選手と同じだ。誰が残り、誰が移籍するかは、選手ごとにそれぞれ考えていく。誰を引き止めるということはない。また、もし強化できる可能性があるならば、我々は補強を行うだろう。
・マルキージオの出場とともに、攻撃にテンポが出てきた。面白いコンビネーションもあった。前半から彼のテクニックのある、インテリジェンスなプレーは見られるか?
→我々はそれを試みている。もし選手が試合に出ていいプレーをしたら、その選手は試合により出るチャンスを得るだろう。マルキージオはいいプレーを見せてくれた。我々は彼を見守ってきたし、これからも観察を続ける。もし彼が今日見せたように、自分の技術を見せてくれたら、非常に嬉しいことだ。
ロシア・プレミアリーグは17節を終え、リーグ中断期間に突入。
終盤の連敗で、勝ち点を積み上げることはありませんでしたが、ゼニトはリーグ戦1位をキープし、折り返すことになりました。
今年も残るはあと1試合、ヨーロッッパリーグ アウェイのスラヴィア・プラハ戦!!悪い流れを断ち切り、最後は勝利で年越ししたいところ!!