UEFAヨーロッパリーグ第2節 ゼニト対スラヴィア・プラハ結果
追加 | 筆者 Yoshiki Kato | コメント
UEFAヨーロッパリーグ第2節 ゼニト対スラヴィア・プラハ結果

10月4日、UEFAヨーロッパリーググループステージ第2節 ゼニト対スラヴィア・プラハの試合が行われ、1−0でゼニトが勝利しました。

ゼニト:1(80分ココリン)
スラヴィア・プラハ:0

GK
99 ルニョフ

DF
2  アニュコフ
6イヴァノヴィッチ
13 ネト
15 ナビウリン→29 ザボロトニ(90分)

MF
5 パレデス
8 クラネヴィッテル
20 マク→14クジャエフ(63分)
21 エロヒン

FW
11 ドリウッシ→9 ココリン⚽️(63分)
22 ジューバ

以下、試合後のセマク監督インタビュー

セマク監督:難しい試合となった。早いうちに得点を決めるべきだったし、もしそうなっていれば、より面白い試合になっていただろう。ゴールが決まった後、速攻のチャンスもいくつか生まれた。一方で、スラヴィアは良いチームだった。遠目からのシュートを放ち、コンビネーションにも優れていた。我々には覚束ない点がいくつかあった。みんな良いプレーができていなかったね。しかし、皆全力を尽くし、重要な勝利を勝ち取ってくれた。

・スラヴィアは23本のシュートを放ち、うち13本は枠を捉えていた。なぜここまで攻められたのか?また、ゼニトはこの勝利に値する試合をしたか?
→値しないとお思いですか?パレデスからの素晴らしいパスで決まった、美しいゴールだった。ココリンはもっと点が取れたはずだ。シュート数は喜ばしいものではないが、これは重要な勝利だ。私はチームとサポーターに祝福したいね。繰り返しになるが、このグループに本命はいない。もし別の考えがあるなら、私はそれには賛同できない。なぜたくさんのシュートが放たれたのか?相手にシュートを許したわけではないが、それでもほとんどのシュートは危険なものではなかった。スラヴィアのシュート数を、彼らの危険度と捉えてはいけない。多くのシュートを放たれたのは、スラヴィアに良いシュートを放つ選手たちがいたからだ。またシュートを放たれる場面が生まれたのは、中盤やDFラインがコンパクトに保てなかったためだ。簡単には手に入らない、難しい勝利だったと思う。

・ココリンがまたも試合に出場し、ゴールを決めた。彼との契約交渉は進んでいるのか?
→私が知っているのは、交渉は行われていることだ。ココリンがクラブとの契約にサインし、この問題がいち早く収束することを私含め、サポーターも願っているだろう。とても重要な選手であり、彼の復帰を心から喜んだ。ただ、契約に関しては、クラブの首脳陣に聞いた方が良いだろう。

・試合の流れと同じように、ゼニトは主導権を相手に渡していった。これは監督の考えか?それともスラヴィアがゼニトを退けるよう強いてきたのか?
・相手がボールをコントロールすることを好んでいることは、十分知っていた。色んなプレーをするチームで、ボールコントロールだけでなく、何度もプレッシャーをかけてきた。前半、速攻の中でチャンスを引き出すことができた。前半にゴールは決められなかったが、後半はうまくいった。現代サッカーにおいて、ボールコントロールは重大さを有していない。チャンス構築の鍵は、選手の能力に基づき、選んでいく戦術だ。プレッシングをかけるか、引いてプレーするか、それらは全て実際の試合に影響されるものだ。

・スモリニコフとクジャエフは控えになったが、これはアンジ戦で彼らが見せたミスが原因か?
→マハチカラでのミスとは関係ない。右サイドバックには、スモリニコフとアニュコフがいる。我々はアニュコフの能力に疑いはないので、彼の守備を試したんだ。もし、メンバーのローテーションができるのであれば、我々はそれを実行に移す。クジャエフに関しては、前2試合で彼のより質の高いプレーを望んでいた。今日、彼がベンチスタートだったのは、スポーツ的要因からだ。それに加え、我々はクラネヴィッテルにチャンスを与えた。彼は国内カップ戦で良いプレーを見せ、また練習でも調子の良さを示した。クラネヴィッテルは今日の試合に出場する資格があったんだ。

・クラネヴィッテルはここ最近プレーをしていなかった。彼とパレデスとの連携をどう評価するか。また今日の試合で誰か言及したい選手はいるか?
→チームが勝利した時、あまり選手に言及しないんだ。クラネヴィッテルに関しては、印象としては悪くなかった。今後、試合の分析をする中で、彼の動き、プレーに注目したいと思う。今日の試合で、誰か一人に言及することはできない。皆、同じレベルでプレーしていた。クラネヴィッテルのプレーに特段不満はない。

・スタッフやスラヴィアの監督は、GKルニョフを賞賛していた。彼があのようにプレーしたのは、ロシア代表で背番号1番を着れるという気持ちがあったからか?
→今日の試合、皆にミスがあった。ルニョフも例に漏れずだ。彼はもっと良くプレーできるはずだ。彼は自分の仕事を行い、チームを救ってくれている。だから先発でプレーしているし、代表にも選出されている。トルビショフスキー監督のコメントは、喜ばしいものだ。私も同じように、スラヴィアについて話すが、彼らはうまくプレーし、多くのチャンスを作り出した。試合は見所のあるものになったね。だが、私たちのチームにも、私は同じように賞賛したい。


ゼニトはスラヴィア戦の勝利で今季大会初勝利!!グループ首位に立っています。

次節はホーム・サンクトペテルブルクでリーグ戦第10節 ゼニト対クラスノダール!!
首位ゼニトと勝ち点差3で追いかける2位クラスノダールの直接対決です!!


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