アンジ・マハチカラ戦後のセマク監督インタビュー
追加 | 筆者 Yoshiki Kato | コメント
アンジ・マハチカラ戦後のセマク監督インタビュー

ロシア・プレミアリーグ第9節アンジ・マハチカラ対ゼニトの試合を終え、セマク監督がインタビューに応じました。

セマク監督:不安定な試合の入り方をしてしまった。動きは遅く、またボール回しにもスピードが無かった。アンジにとって有利な状況を作ってしまい、彼らは自由に動き回っていた。我々は十分なチャンスを作れなかった。そのため、前半は悪い内容となった。後半は修正できたが、試合の流れを変えるようなミスを生んでしまった。特にこれらのミスは、アンジに力を与えてしまった。彼らに耐え凌ぎたい、乗り越えたいといった望みが現れた。今日我々が負けたのは、愚かなミスを連発したからだ。どんな結果でも、それは今日のようなものでも、勝つことができるかもしれないし、負けるかもしれない。これはフットボールの根本だ。最も負けなかったものが、チャンピオンになれる。今日の試合で、我々はいい勉強材料を得た。どんな試合でも、簡単なことなど無い。

・相手を過小評価していたか?アンジはダークホースのリーダーか?
→アンジはどんなダークホースなんだい?リーダーなんて一時的なものになるだろう。だから、過小評価など全くない。我々はスピード無く、プレーした。動きやポジション取り、アイディアが足りなかった。一方アンジは、経験豊富なチームで、大半の選手が国内リーグのスクールでプレーしてきた。過小評価について語ることは、全くない。

・統計データを見ると、アンジはゼニトに走行距離で勝っていることについて。
→統計データは、ものごとに関連するものだ。一方のチームが動き回り、もう一方はボールを保持しているとしたら、必然的に前者がより走るだろう。なので、統計データは追加の指標であり、必要な時に持ち出せば良い。監督にとって、走行距離はさして意味を持つものではない。

・サボロトニの交代タイミングについて。ペナルティキック前に投入した意図は?
→ペナルティキック前に入れたかったのは、あの時点ではまだ引き分けで、また我々は勝つ必要があったからだ。前線の選手を入れ、相手のゴールに圧力をかけるための交代だった。

・サボロトニ投入が遅れたという感覚はあるか?また彼はより早く入りたいと主張しなかったか?
→もしかしたらあなたはそう考えたかもしれないが、我々はそうは思わなかっただけだ。3人目の交代枠は、何らかの不可抗力が生じた時や、ピッチに立つ残りの選手の体力に100%自信がある時に使用するものなんだ。

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