FCコペンハーゲン戦後のセマク監督インタビュー
追加 | 筆者 Yoshiki Kato | コメント
 FCコペンハーゲン戦後のセマク監督インタビュー

UEFAヨーロッパリーグ第1節、FCコペンハーゲン対ゼニトの試合を終え、セマク監督が試合後インタビューに応えました。

セマク監督:試合前に話した通り、グループは拮抗している。そのため、今日の試合もこのように互角の戦いになった。結果は試合内容の通りさ。前半、我々はうまくプレーできなかったが、後半は修正できた。残念ながら追いつかれてしまい、また追加点を獲ることができなかった。そして勝てなかったことも、非常に残念だ。勝つチャンスはいくつかあったが、結果が全てを物語っている。

・後半は良かったと語ったが、後半だけ見れば、スコアでは負けている。
→プレー面と結果を混同して考えてはならない。それらはいつも同じとは限らないからだ。

・終盤に提示されたジューバとマルキージオへのイエローカードについて。
→これは感情的なプレーだ。マルキージオは相手の攻撃を防ぐためにカードをもらったが、これは正しい判断だったと思う。ジューバに関しては、不適切な振る舞いをしてしまったが、あの場面での彼のプレーは理解できる。

・前半、ゼニトはプレッシングにあまり対処できていなかったように見える。ネトはルニョフへバックパスを繰り返したが、これは監督の狙いだったのか?
→相手のプレッシングから、前に出る必要があったが、うまくいかず、GKにボールを返していた。問題はそこではない。ルニョフがセーブした際に、我々はセカンドボールを取れず、ボール奪取に負けてしまっていた。これは事実だ。今日の試合で、相手を十分評価する一方で、今後のプレス対策のために、一歩前進できたと思う。

・左サイドバックを国内リーグではナビウリンが、ELではアニュコフがプレーした。今日の試合では、アニュコフが2度相手の突破を許してしまったが、その点に関して。
→少しラインから離れてしまっていたことが原因だ。しかし、これらは相手の優れた個人技を評価すべきだ。フットボールとは、どんな場面でも、ミスだけでなく、個人技も見られる。ナビウリンか、アニュコフかに関して言えば、何かしらシステムがあるわけではない。アニュコフが毎試合をプレーすることが難しいことを理解しているが、彼が出場する時、彼に疑問符を持つことは決してない。

・戦術面から見て、今日の試合結果にどれくらい満足しているか?
→どのクラブにとっても、引き分けは嬉しい結果ではない。もし順位や戦いを無視して考えた時、アウェイで強い相手と引き分けていたら、悪くない結果だったと言えるだろう。しかし当たり前だが、常に勝利は求めている。

・マルキージオのコンディションはどうか?またロコモティフ戦での先発出場はあるか?
→コンディションは整ってきている。ゆっくりと彼を我々のプレーに慣れさせているところだ。100%の準備ができていることを期待したい。23日の試合に先発するかどうかは、今後、彼の状態を見て判断したい。

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