ロシア・プレミアリーグ第6節ゼニト対スパルタク・モスクワ戦 結果
追加 | 筆者 Yoshiki Kato | コメント
ロシア・プレミアリーグ第6節ゼニト対スパルタク・モスクワ戦 結果

9月2日にロシア・プレミアリーグ第6節ゼニト対スパルタク・モスクワの試合が行われ、0−0の引き分けに終わりました。

ゼニト0
スパルタク・モスクワ0

GK
ルニョフ

DF
スモリニコフ
イヴァノヴィッチ (C)
ネト
ナビウリン

MF
パレデス
クジャエフ
エロヒン
マク→ザボロトニ(79分)

FW
ジューバ
ドリウッシ→エルナニ(50分)

以下、セマク監督の試合後記者会見内容

セマク監督:素晴らしい、面白い試合になった。残念だったのは、どうしても欲しかったゴールを奪えなかったことだ。試合日程は極めて厳しいものだが、選手たちは誇りを持ってそれに耐え、スパルタクの速攻時には、決定的な場面を防ぐことに徹してくれた。優勢を保ち、チャンスもあったが、ゴールを決めきれず、勝つことができなかった。結果には満足できない。次の試合の準備を進めていきたい。

・スパルタクは今日の試合まで、セットプレー後にゴールを決めてきた。これを踏まえての準備はされてきたか?
→もちろん、準備をした。全ての試合において、我々は相手のセットプレーを検証し、準備に取り掛かる。スパルタクはこれまでの試合で、セットプレーをうまく利用してきた。彼らにはコーナーキックやフリーキックで良いパスを出せる選手もおり、また高い打点からシュートを打てる選手もいる。ただ、一つのことは解析できるが、あとは試合で慣れていくしかない。攻撃面では、セットプレーをより効果的に使い、プレーできていた。相手のセットプレーにもしっかりと対応できていたことは良いことだった。守備面では決定機を防げた点に関しては、悪くない結果だったと思う。

・スパルタクの先発メンバーにラスカゾフとロモヴィツキーが名を連ねたのを見た時、驚きはあったか?
→彼らは前から試合に出ていたし、彼らの情報はよく知っていた。だが、ロモヴィツキーの先発起用は、ロシャの先発起用同様、驚かされたね。しかし、マッシモ監督は試合ごとに誰がより良く準備できているかを、よく理解しているようだね。

・ラスカゾフは印象に残ったか?
→決定機を防ぐ場面、彼はエロヒンを止めることができなかったが、あの場面でラスカゾフはレッドカードを提示されるべきだったね。しかし、守備は崩壊しなかったことを考えると、うまくプレーしていたと思う。

・スパルタクからプロメスが退団したが、スパルタクは別のチームになったと感じたか?
→チームはチームだ。このリーグにおいて、プロメスはトッププレーヤーであり、ゲームと結果を作れる選手だった。もちろん、一人の選手はとても大事だが、試合をするのはチームだ。プロメスの退団は、これは少し複雑なことなので、話すことはできない。しかし、スパルタクは懸命に戦った。これは賞賛できることだ。彼らは素晴らしい。試合に関して触れると、最後まで緊張感のある試合だった。サポーターはこのような試合を好んでくれるはずだ。ただ、我々は勝てなかったので、気に入りはしないが。

・ココリン、マンマナ、シャトフの復帰に関して。またジルコフの容態に関してはどうか?
→ジルコフは、想定より復帰が遅れそうだ。他の選手に関しては、言うのが難しい。具体的な話は何もない。

・ノルウェーでのモルデ戦で、ゼニトにモチベーションや気持ちの部分が無ければ、中位のチームになってしまうと発言していたが、それはなぜか?
→当然、中位のチームだ。スペイン、イタリア、ドイツやイングランドでは、大きなスケールで移籍交渉を行うことができる。ヨーロッパのブックメーカーでも、我々は中位のクラブだ。ロシア・プレミアリーグに関して言うと、ゼニトは優勝候補の一つだ。

・ドリウッシの容態はどうだったか?
→ドリウッシは空手のような一撃が頭に当たってしまった。またくるぶしにも怪我を負っている。診察を行い、明日には結果がわかるはずだ。

・UEFAヨーロッパリーグのグループ抽選の結果を受けて
→グループCは秀でたチームやダークホースもいない。どのチームも次のラウンドに進む力がある。同じレベルのチームとのとても興味深い6試合になる。どのクラブも同じレベルにあり、好機を得れるかどうかがカギになるだろう。ボルドーがどの順位にいるか想像がつかないし、コペンハーゲンは知っての通り、強く、硬いチームだ。スラヴィアも同様に。ゼニトにはヨーロッパでのプレー経験が乏しい選手もいる。彼らは試合の中で成長していくことだろう。

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