サンクトペテルブルクスタジアムで人気のフードは!?
ロシアのスタジアムを知ろう③~フード編~
第三回目は、スタジアムのグルメについてです。正直な所、日本のスタジアムで堪能できるような多種多様なご当地メニューは用意されていないかも知れません…ですが「ロシアのスタジアム」らしいメニューや今サンクトペテルブルクスタジアムを訪れる観客の間で大人気のフードなど、是非一度は試して頂きたいロシアならではのスタジアムグルメをご紹介します!
1)人気メニュー
試合開始前やハーフタイム中に必ず行列が出来ているブースが…
これは…!?
答えは、「とうもろこし」です!茹でたてでアツアツの甘味があってとても美味しいとうもろこしに塩をまぶして…スタジアムでは多くの人が夢中になって食べている姿を目にします!大人気のため、とうもろこしブースはコンコースの至る所に出ていますが、それでも行列が絶えることはありません(私も試合前にいつもこっそり食べています)。ちなみにお値段は、150ルーブル(≒263円、1ルーブル≒1.75円計算、2018年4月17日現在)です。
続いてご紹介するのは「綿あめ」です。最近登場し、子供だけではなく大人の心も掴んでいます。しかもサイズが巨大!!!スタッフさんが「綿あめ」で隠れてしまう程です。ロシア語で「綿あめ」は"сахарная вата(サーハルナヤ ヴァタ)"で、意味は「砂糖の綿」とそのまま。試しに「ワタ!」とお願いしても、ちゃんと買うことが出来ました。お値段は200ルーブル(≒350円)となっています。ちなみに綿あめと同じブースでは、いつもポップコーンが売られていて、サイズによって250~400ルーブルで販売されています。
大き過ぎて店員さんも隠れてしまうほど…食べる方も大変です。
2)定番メニュー
ロシアと言えば…アイスクリーム!チョコレート、バニラ等、全て100ルーブル(≒175円)です。ロシア語でアイスクリームは、"мороженое(マロ―ジェナエ)"。スタンドに持ち込もうとすると何故か止められることがあるので、お気を付け下さい。
以下、定番メニューをおいているブースです。リーグ戦も代表戦も基本は同じメニューが同じ値段で提供されていました。ここでの人気メニューは、「ゼニト・バーガー」250ルーブル(≒438円)、温めて提供してくれるのが嬉しいところです。ホット・ドッグもバーガーも一つ一つ箱に入って包装までされていて、衛生面にもしっかりと気を配った管理がされています。
※ワールドカップ期間中はメニュー・値段共に変更の可能性があります、ご了承下さい。
ビールは200ルーブル(≒350円)から。以前はスタジアムにビール瓶を持ち込んでいるサポーターの姿も多く見かけましたが、今では熱狂的なサポーターもちゃんと紙コップに入ったビールをお行儀よく持ち歩いて飲んでいます。
カード会社の掲示の出ている店舗では、カードでの買い物もOKです。