ゼニトレディースチームは、リーグ最終節にCSKAモスクワを下し、2度目のリーグ優勝を達成しました。

ゼニトレディースチームは最終節でCSKAとの対戦。両チームは試合に臨むまで勝ち点で並んでおり、ゼニトは、個人対戦での得点差により相手を上回っていました。

CSKAとの試合は、63分にアナ・ディアシュが先制点を挙げ、66分にはアレナ・アンドレエワが追加点を決めると、CSKAが88分に1点を返し試合終了。
この結果、ゼニトレディースチームは今シーズンのリーグ優勝を果たしました。

2023シーズンでは、ゼニトは22勝4分け1敗を記録。選手たちは合計65ゴールを決め、失点は10とリーグで最も優れた守備成績を記録しました。

アナ・ディアシュはチームおよびスーパーリーグ全体で最優秀得点王となり、18ゴールを記録。ガブリエラ・ジビンスカが9ゴールで2位、リナ・ヤクポワが6ゴールで3位となっています。ヤクポワは2023シーズンの全試合に出場し、チーム内で最も多くの試合に出場した選手となっています。エカテリーナ・パンチュヒナは10アシストでチーム最高のアシストプレイヤーであり、6ゴールも記録しています。

この優勝はサンクトペテルブルクのレディースチームにとって、クラブ史上2度目のリーグ優勝となります。ゼニトレディースチームは2020年1月21日に設立され、わずか4年弱でスーパーリーグの新参者から2度のロシアチャンピオン、スーパーカップの優勝者へと成長しました。さらに、3度ロシアカップのファイナリストになっています。